奥武蔵グリーンラインで14の峠を越えて・・・【その1】 [自転車ツーリング]
昨日の日曜日、「奥武蔵グリーンライン」にツーリングに行ってきました。「奥武蔵グリーンライン」は埼玉県の真ん中辺の毛呂山町から秩父方面に尾根づたいに抜ける林道。最高標高は900m弱だけど、軽いアップダウンを繰り返して数多くの峠を越えていきます。基本的に林道の設計なので道幅はそれほど広くなく、だいたい1.5車線程度。そんなに車の数も多くないので、快適な山道サイクリングを楽しめます。
実はグリーンラインには何度か来たことがありますが、いずれも天気には恵まれずじまい。この日は天気予報でも昼過ぎまで快晴で、12月に入ったというのに暖かで絶好のサイクリング日和。今日逃したら今年はもう山道行けないかも?との思いで夜明けちょっと前にMTBで自宅を出発しました。
【奥秩父グリーンライン・刈場坂峠からの眺め】
家を出てから15kmほど走って戸田公園駅から輪行して、埼京線・川越線を経由し、朝8時半過ぎに高麗川駅からスタート。駅前から県道を北上し、途中で左折して「鎌北湖」方面に登り始めます。
100mほど登って着いた鎌北湖は紅葉真っ盛りで、湖面に映る色とりどりの木々がなかなかイイ感じ。この日は山登りのジョギング大会か何かをやっていたらしくて、結構急な坂道をたくさんのランナー達が駆け上っていました。
【鎌北湖の湖面に映る紅葉】
【燃えるように真っ赤なモミジ!】
鎌北湖から先は本格的な林道になり、勾配も急になります。しばらく登ると左手の景色が開けてきて・・・ついつい足が止まります。停めてる自転車がずるずる下がっちゃうほどの坂ですが。。。
そんな坂にもめげずに登っていくと・・・10時過ぎに本日最初の峠、「顔振峠(500m)」に到着。ここからの景色はなかなかのもので、この日はうっすらと富士山まで見えました。茶店もあって、休んで食事をとることもできますが・・・さすがに朝食べたばかりなので、写真だけ撮って先へ進みます。
【景色は良いけど・・・急坂!】
【顔振峠(500m)】
【顔振峠から・・・富士山が見えるかな?】
顔振峠から2kmほど進むと、「傘杉峠(約570m)」に到着。登ってる途中なので、あんまり「峠」という感じはしないけど・・・登山道と交差するので、この登山道にとっての峠、ということなのかな?
【今日2つ目・・・傘杉峠(約570m)】
さらにもう少し登って・・・「高山不動尊」前の茶店を通過してさらに登ると、「関八州見晴台」への入口があります。車で来るなら「高山不動尊」前に停めて15分ほど歩いて登るしかないけど、自転車なら近くまで登って、そこから歩いて登って5分弱。「見晴台」の名の通り、360度のパノラマの風景が広がります。ハイキングコースにもなっているのか、この日はお弁当を広げる家族連れハイカーでいっぱいでした。僕もここで景色を見ながら、おにぎりで燃料補給(^^)。
【家族連れでいっぱいの「関八州見晴台」(771m)】
【東側には・・・毛呂山の市街が】
【西側には・・・荒々しい山々がくっきりと】
そこから尾根づたいにアップダウンを繰り返しながら飯盛峠、ぶな峠を越えて・・・12時過ぎに刈場坂峠に到着。ここには茶店もあって、青空のグラデーションの下に広がる街並みを一望に見渡すことができます。刈場坂峠には何度か来たことがあるけど・・・こんなに遠くまで綺麗に見えたのは初めて(^^)。
【飯盛峠(810m)】
【ぶな峠(780m)】
【刈場坂峠と「りんどう茶屋」】
【刈場坂峠(818m)から眺める絶景!】
関八州展望台でおにぎりを食べたので、お昼はもう少し進んでから・・・と先を急ぐと、途中でハイキングコースを示す道端の標識に「七曲り峠」の文字が。地図には載ってないけど、ここも峠らしいです。・・・ということで、思わぬところで峠一つ余分にゲット^^。そこからもう少し登って大野峠に到着。このあたりがグリーンラインの最高地点らしいです。
【地図にも載ってなかった「七曲り峠(800m)」】
【グリーンラインで一番高い大野峠(850m)】
大野峠の分岐を東秩父方面の右に折れると、一気に下り坂。途中、交差点と駐車場を兼ねたような高篠峠、白石峠を経由して、12:50に定峰峠に到着。まあ、下って峠に到着するというのも何だか変な感じがしますが。。。(^^;
それはともかく、「奥秩父グリーンライン」はここまでみたいです。
【大きな駐車場がある高篠峠(750m)】
【ただの交差点みたいな白石峠(760m)】
【茶店もある定峰峠(620m)】
ここは漫画「頭文字D」にも出てくる峠らしく、走り屋が集まる駐車場があって、しっかりと食事ができる茶店もあります。お昼を過ぎてさすがにお腹が減ったので、後半戦に向けてうどんを食べて腹ごしらえ。。。。
【その2に続く】
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