海の向こうの伊豆大島へ・・・【その1】 [自転車ツーリング]
さて、1ヶ月以上経ってしまいましたが、シルバーウィーク中の9月21日~23日に行ってきた伊豆大島ツーリングのレポートです。
伊豆大島は40kmちょっとで1周できて自転車でも走りやすい上に見所も多く、一度走ってみたいと思ってたのですが、ゆっくり楽しむために夜行便の船+1泊となると、3日間まとまった休みが必要になっちゃいます。そこで、秋の大型連休シルバーウィークを利用してMTBで伊豆大島サイクリングを楽しんでくることにしました^^。
【出航前の竹芝桟橋から】
秋の5連休シルバーウィークも、残念ながら3日目の月曜午前中にに仕事が入ってしまったので、仕事を片づけたあとの夜の船便で伊豆大島に行くことに。この時期伊豆大島の船便は人気が高いのですが、前日に運良く夜行の2等客席と帰りのジェット船を予約出来ました。
帰宅後にスーツを着替えて、メッセンジャーバッグに着替えとカメラを詰め込んで、20時半過ぎにキャノンデールMTBで自宅を出発。いつもの東京駅の横を通り、20kmほど走って竹芝桟橋に22時に到着。9月の船の出発は23:00なのでまだまだ時間がありますが、船は乗り遅れたらアウトなので、ちょっと早めに来て輪行作業。今日乗る大型客船は、自転車は輪行袋なら無料、そのまま持ち込みなら¥1,000。いつもの電車と違って袋に入れなくてもOKだけど、僕はいつもの通りに輪行で^^。
竹芝桟橋は旅客ターミナルになっていて、鉄道の駅と同じように食事やお土産の購入ができます。桟橋の前の公園には帆をイメージした大きなモニュメントがあって、船に乗る前からクルーズ気分。この日は僕以外にも自転車の人が多くて・・・みんな伊豆大島でサイクリングを楽しもうとしてるのでしょうか。
【東京港の玄関、竹芝埠頭】
20分ほど前から乗船が始まり、予定通り23:00に出航。輪行袋を船のデッキに置いたあと、今晩の僕の寝床になる2等客室に。今回僕が乗った「さるびあ丸」は2,000人近く乗れる大きな客船で、2等は5つあるグレードで一番下だけど、運賃は特等の3分の一の4千円ちょっととリーズナブル。その代わり、ベッドルーム・ベランダ・シャワー付個室のの特等に対して、こちらは仕切もなしのいわゆる「雑魚寝」。リクライニングの椅子席もあるけれど、こちらの方が昔ながらの風情がありそうで。
【「雑魚寝」の2等客室】
客室に荷物を置いて一息ついた後、ぶらぶらと船内見物に。デッキに出てみると、船はお台場の横を通ってレインボーブリッジをくぐるところ。夜の海風が気持ちいい・・・というかちょっと肌寒くなってきたので、船室の中へ。そう言えば、ちゃんとした夕食もまだだったことを思い出して食堂へGO。注文したのは、定番のカレー^^。
【デッキで夜風を浴びながら・・・】
【レインボーブリッジをくぐって・・・】
【船上のカレー】
【海の向こうには、横浜の夜景】
カレーでお腹がいっぱいになったあと、船室に戻って毛布を借りて(有料¥100)、消灯にあわせて就寝。翌朝大島に着くまでグッスリ・・・と思ってたら、エンジンの音が大きくてなかなか眠れません。2等客室は特等よりも下にあってエンジンに近い上に、特にドアなどもないので音がそのまま伝わってくるようです。それから、横になるとあらためて気づくけれど、船はけっこう揺れていて・・・船酔いするほどじゃないけど何だか落ち着かなくて。
それでも、しばらくするといつの間にか眠ってしまったようです。。。
で、午前4時ちょっと前にふと目が覚めて起床。船の到着は5:30なのでまだ時間がありますが、せっかくなのでまたデッキへ。真っ暗な海の向こうを見ると、灯台か何かの明かりが見えます。房総半島の野島崎か洲崎かなと思って、携帯電話のGPSで現在位置を調べてみると・・・なんと、もう伊豆大島の目の前でした。
船員さんに話を聞いてみると、港の沖合の海で時間調整をしているとのこと。まあ確かに、午前4時過ぎに港についてもお店も開いてないし、真っ暗で仕方ないですねえ(^^;
【午前4時過ぎで・・・海の向こうに見えるは大島の明かり】
【携帯GPSで・・・現在、伊豆大島のすぐそば】
午前5時頃になって、ようやくうっすらと明るく、夜が明けてきました。水平線がだんだんと明るくなってくる様は、なかなか美しいですね。明るくなるにつれて、黒い固まりにしか見えなかった伊豆大島も、その姿がハッキリと見えてきました。やっぱり、三原山の火山でできた島だけあって、厚みがあって台地状になっているんですね。
・・・これは、自転車だと走り応えがありそうです。
少しお腹が空いてきたので、夜明けを眺めながら自販機のカップ麺で少し早めの朝食^^。
【うっすらと明るくなってきた水平線・・・空に輝いているのは、「明けの明星」?】
【アップダウンもあって走り応えがありそうな伊豆大島】
【夜明けまでもうすぐ!】
空が明るくなってからしばらくして、予定通り午前5:30に、伊豆大島の岡田港に到着。輪行袋を担いで、ほかのお客さんと一緒に無事に伊豆大島に上陸しました。周りを見てみると、僕以外にも輪行袋を担いでいる人が沢山いますね。普段に鉄道駅で輪行するときには、こんなに沢山の輪行する人を見かけることはないので、同じ趣味の人が沢山いるかと思うと、ちょっと嬉しくなったり。船はこの先、利島や式根島、神津島まで行くようで、半分くらいになったお客さんを乗せて次の寄港地へと出航していきました。
【大島に到着・・・輪行してる人もいっぱい】
【次の寄港地に向けて出航する「さるびあ丸」】
まだお店も開いてない岡田港でMTBを組み立て、自販機でドリンクを補給して準備完了。海を左手に眺めながら、時計回りに「大島一周ツーリング」の開始です(^^)v。
【その2に続く】
伊豆大島は40kmちょっとで1周できて自転車でも走りやすい上に見所も多く、一度走ってみたいと思ってたのですが、ゆっくり楽しむために夜行便の船+1泊となると、3日間まとまった休みが必要になっちゃいます。そこで、秋の大型連休シルバーウィークを利用してMTBで伊豆大島サイクリングを楽しんでくることにしました^^。
【出航前の竹芝桟橋から】
秋の5連休シルバーウィークも、残念ながら3日目の月曜午前中にに仕事が入ってしまったので、仕事を片づけたあとの夜の船便で伊豆大島に行くことに。この時期伊豆大島の船便は人気が高いのですが、前日に運良く夜行の2等客席と帰りのジェット船を予約出来ました。
帰宅後にスーツを着替えて、メッセンジャーバッグに着替えとカメラを詰め込んで、20時半過ぎにキャノンデールMTBで自宅を出発。いつもの東京駅の横を通り、20kmほど走って竹芝桟橋に22時に到着。9月の船の出発は23:00なのでまだまだ時間がありますが、船は乗り遅れたらアウトなので、ちょっと早めに来て輪行作業。今日乗る大型客船は、自転車は輪行袋なら無料、そのまま持ち込みなら¥1,000。いつもの電車と違って袋に入れなくてもOKだけど、僕はいつもの通りに輪行で^^。
竹芝桟橋は旅客ターミナルになっていて、鉄道の駅と同じように食事やお土産の購入ができます。桟橋の前の公園には帆をイメージした大きなモニュメントがあって、船に乗る前からクルーズ気分。この日は僕以外にも自転車の人が多くて・・・みんな伊豆大島でサイクリングを楽しもうとしてるのでしょうか。
【東京港の玄関、竹芝埠頭】
20分ほど前から乗船が始まり、予定通り23:00に出航。輪行袋を船のデッキに置いたあと、今晩の僕の寝床になる2等客室に。今回僕が乗った「さるびあ丸」は2,000人近く乗れる大きな客船で、2等は5つあるグレードで一番下だけど、運賃は特等の3分の一の4千円ちょっととリーズナブル。その代わり、ベッドルーム・ベランダ・シャワー付個室のの特等に対して、こちらは仕切もなしのいわゆる「雑魚寝」。リクライニングの椅子席もあるけれど、こちらの方が昔ながらの風情がありそうで。
【「雑魚寝」の2等客室】
客室に荷物を置いて一息ついた後、ぶらぶらと船内見物に。デッキに出てみると、船はお台場の横を通ってレインボーブリッジをくぐるところ。夜の海風が気持ちいい・・・というかちょっと肌寒くなってきたので、船室の中へ。そう言えば、ちゃんとした夕食もまだだったことを思い出して食堂へGO。注文したのは、定番のカレー^^。
【デッキで夜風を浴びながら・・・】
【レインボーブリッジをくぐって・・・】
【船上のカレー】
【海の向こうには、横浜の夜景】
カレーでお腹がいっぱいになったあと、船室に戻って毛布を借りて(有料¥100)、消灯にあわせて就寝。翌朝大島に着くまでグッスリ・・・と思ってたら、エンジンの音が大きくてなかなか眠れません。2等客室は特等よりも下にあってエンジンに近い上に、特にドアなどもないので音がそのまま伝わってくるようです。それから、横になるとあらためて気づくけれど、船はけっこう揺れていて・・・船酔いするほどじゃないけど何だか落ち着かなくて。
それでも、しばらくするといつの間にか眠ってしまったようです。。。
で、午前4時ちょっと前にふと目が覚めて起床。船の到着は5:30なのでまだ時間がありますが、せっかくなのでまたデッキへ。真っ暗な海の向こうを見ると、灯台か何かの明かりが見えます。房総半島の野島崎か洲崎かなと思って、携帯電話のGPSで現在位置を調べてみると・・・なんと、もう伊豆大島の目の前でした。
船員さんに話を聞いてみると、港の沖合の海で時間調整をしているとのこと。まあ確かに、午前4時過ぎに港についてもお店も開いてないし、真っ暗で仕方ないですねえ(^^;
【午前4時過ぎで・・・海の向こうに見えるは大島の明かり】
【携帯GPSで・・・現在、伊豆大島のすぐそば】
午前5時頃になって、ようやくうっすらと明るく、夜が明けてきました。水平線がだんだんと明るくなってくる様は、なかなか美しいですね。明るくなるにつれて、黒い固まりにしか見えなかった伊豆大島も、その姿がハッキリと見えてきました。やっぱり、三原山の火山でできた島だけあって、厚みがあって台地状になっているんですね。
・・・これは、自転車だと走り応えがありそうです。
少しお腹が空いてきたので、夜明けを眺めながら自販機のカップ麺で少し早めの朝食^^。
【うっすらと明るくなってきた水平線・・・空に輝いているのは、「明けの明星」?】
【アップダウンもあって走り応えがありそうな伊豆大島】
【夜明けまでもうすぐ!】
空が明るくなってからしばらくして、予定通り午前5:30に、伊豆大島の岡田港に到着。輪行袋を担いで、ほかのお客さんと一緒に無事に伊豆大島に上陸しました。周りを見てみると、僕以外にも輪行袋を担いでいる人が沢山いますね。普段に鉄道駅で輪行するときには、こんなに沢山の輪行する人を見かけることはないので、同じ趣味の人が沢山いるかと思うと、ちょっと嬉しくなったり。船はこの先、利島や式根島、神津島まで行くようで、半分くらいになったお客さんを乗せて次の寄港地へと出航していきました。
【大島に到着・・・輪行してる人もいっぱい】
【次の寄港地に向けて出航する「さるびあ丸」】
まだお店も開いてない岡田港でMTBを組み立て、自販機でドリンクを補給して準備完了。海を左手に眺めながら、時計回りに「大島一周ツーリング」の開始です(^^)v。
【その2に続く】
こんにちは。
船上のカレーうまそう!
その2楽しみにしています(^_^)/
by イシム (2009-10-25 22:49)
イシムさん、こんばんは。
カレーとソフトクリームは、ツーリング先で見かけるたびについつい食べたくなってしまうんですよね。
その2は、大島一周行きます^^。
by うかG (2009-10-27 23:04)