新緑の富士山と富士五湖!・・・【その1】 [自転車ツーリング]
さて・・・この間の続きで。1週間ほど経ってしまいましたが、6月はじめの日曜日の6月6日に、富士山そばの三国峠を越えて、富士五湖までツーリングに行ってきました。このルートは、毎年はじめに「初走り」として、富士山を見に行くところ。いつも雪と枯れ草の季節にばかり行ってたので、一度緑の時期に行ってみようかなと思っていたのです。
冬と違ってこの時期は気温が高く空が霞むことが多いので、「スッキリ富士山!」は望めないかもしれませんが・・・天気の良さそうな日を見計らって行ってみました^^。
【新緑の峠道の先には・・・】
夜が明けきる前に埼玉の自宅を出発、東京駅でMTBを輪行して、東海道本線と御殿場線を2時間ほど乗り継いで・・・朝8:30過ぎにに駿河小山駅に到着。見上げるとまずまずの青空だけど、少しばかり雲が多いのが気になるところ。ふと周りを見ると、今日の駿河小山駅はいつもよりずっと賑やか。どうやら、ハイキング客が来ているようで・・・駅前からどんどんバスに乗り込んでいきますね。
僕はいつものように駅前で自転車をさくっと組み立て、途中のコンビニで補給食を買い込んで、市内の旧道から県道「山中湖小山線」方面に右折。峠に向かって登り始めます・・・。
【駿河小山駅の駅前で・・・ちょっと雲が多いかな?】
途中で一部改良が進む県道に沿って走っていくと・・・なかなか厳しい勾配でぐいぐいと標高を上げていきます。でも、このルートの本当の厳しさはこれから。富士スピードウェイ方面との三叉路「明神峠入り口」交差点を明神峠方面に右折すると、いよいよ本格的な峠道の登りになります。
・・・っていうか、この交差点自体峠方向に大きく傾斜してるし^^;
【改良が進む県道山中湖小山線】
【新緑の中を2車線路で登って・・・】
【峠方面に傾いてる「明神峠入口」交差点】
さて、ここからは本格的な激坂区間。「明神峠入口」から、明神峠の先の神奈川県境までの5km弱で、600m近くも登ってしまいます。この区間の平均勾配は約12%。途中には18%勾配が2カ所、16%に14%・・・と普段お目にかからないような勾配の標識が続きます。何も標識が出て無くても、常に10%以上の勾配があるので・・・脚を休めるところがなかなかありません・・・^^;。
【ちょっとのどかな田園風景も・・・】
【一気に高度を上げて、麓の景色があんなに遠くに・・・】
【やっぱり過酷な勾配18%】
脚を時々止めながらも何とか登って・・・今日2度目の勾配18%。ここを登ると、眼下に富士スピードウェイが見下ろせます。ガードレールに自転車を立てかけて写真を撮ろうにも、坂の途中だとズルズルと下がってしまいます。ふつうは、何かに立てかければ引っかかるものなのですが・・・この勾配じゃ仕方ないですね^^;。仕方ないので坂を登り切って写真を一枚。
ここはショッピングセンターの立体駐車場みたいに、コンクリート舗装に滑り止めの凹凸がつけてあって・・・自転車で来ては行けないところみたいな
【コンクリートで凹凸の・・・18%の激坂】
【頑張って登ると・・・眼下に富士スピードウェイが】
激坂にめげずに登っていって・・・10:45頃、明神峠入口から1時間ちょっとで、標高900mの「明神峠」に到着。う~ん、コレは今年初めの1月より10分以上遅いですね。さすがに練習不足か。。。^^;
峠とはいっても、この先山梨との県境の「三国峠」まではまだまだ登りが続きます。この峠は、登山道が尾根筋と交差してるみたいで、登山客の車も何台か停まっていました。そう言えば、この「明神峠」には夏季限定のハイキング用バスが来ているようで・・・さっきの駿河小山駅のハイキング客は、バスでここまで登ってきてるんですね。ん~僕も「バス輪行」したかったなあ。。。^^;
【やっと到着、明神峠(900m)】
【「明神峠」ハイキングバスのバス停】
明神峠の先も、勾配16%を始めとする激坂が続いて・・・神奈川県との県境を境に、少しだけ勾配が緩みます。ここからしばらくは東に丹沢方面を眺めながらのんびり走って・・・頂上の三国峠はあと少し^^。
【明神峠を越えても・・・まだ勾配16%!】
【ここから少しだけ神奈川県】
【丹沢の山々を眺めながら・・・】
【気持ちのいい新緑・・・峠まではあと少し】
だいぶヨレヨレになりながらも、何とか登り切って・・・11:20過ぎに標高1,170mの「三国峠」に到着。相変わらず峠の碑も何もないのは、雪の季節も緑の季節も同じですね^^;
まあ、この峠のハイライトは山梨県側に下ったところにあるので。
【やっと到着、三国峠(1,170m)】
【やっぱり、峠には何もない・・・。】
峠をそのまま通過して、山梨県側に下ると・・・大きく展望が開けて、目の前に富士山と山中湖が飛び込んできます。残念ながら、やっぱり少し雲がかかっていて、てっぺんは見えるけれど麓は雲の中。まあ、肝心のてっぺんが見えなかった今年1月よりはずっと良いです^^。というより、霞みがちのこの時期にこれだけ富士山の姿が見えれば十分なんじゃないかと。
それでも、雲が動くのを峠でじーっと待ってたら、20分ほどでだいぶ雲が晴れてきました。周りを見る限り、これ以上待っても晴れそうもないので、このあたりでカメラに納めます。。。
冬に来ると、下は茶色い枯れ草ばかりなのですが、この時期はみずみずしい新緑に満ちています。雪に埋もれた富士山もいいけれど、こういう生命の息吹いっぱいな風景もいいと思うんですよね^^。
【新緑の富士山と山中湖!】
【富士山をアップで・・・。】
さて、峠で絶景を眺めたあとは、山中湖に向かって下っていきます。今日はこれから、河口湖まで足を伸ばすつもり♪
【その2に続く】
冬と違ってこの時期は気温が高く空が霞むことが多いので、「スッキリ富士山!」は望めないかもしれませんが・・・天気の良さそうな日を見計らって行ってみました^^。
【新緑の峠道の先には・・・】
夜が明けきる前に埼玉の自宅を出発、東京駅でMTBを輪行して、東海道本線と御殿場線を2時間ほど乗り継いで・・・朝8:30過ぎにに駿河小山駅に到着。見上げるとまずまずの青空だけど、少しばかり雲が多いのが気になるところ。ふと周りを見ると、今日の駿河小山駅はいつもよりずっと賑やか。どうやら、ハイキング客が来ているようで・・・駅前からどんどんバスに乗り込んでいきますね。
僕はいつものように駅前で自転車をさくっと組み立て、途中のコンビニで補給食を買い込んで、市内の旧道から県道「山中湖小山線」方面に右折。峠に向かって登り始めます・・・。
【駿河小山駅の駅前で・・・ちょっと雲が多いかな?】
途中で一部改良が進む県道に沿って走っていくと・・・なかなか厳しい勾配でぐいぐいと標高を上げていきます。でも、このルートの本当の厳しさはこれから。富士スピードウェイ方面との三叉路「明神峠入り口」交差点を明神峠方面に右折すると、いよいよ本格的な峠道の登りになります。
・・・っていうか、この交差点自体峠方向に大きく傾斜してるし^^;
【改良が進む県道山中湖小山線】
【新緑の中を2車線路で登って・・・】
【峠方面に傾いてる「明神峠入口」交差点】
さて、ここからは本格的な激坂区間。「明神峠入口」から、明神峠の先の神奈川県境までの5km弱で、600m近くも登ってしまいます。この区間の平均勾配は約12%。途中には18%勾配が2カ所、16%に14%・・・と普段お目にかからないような勾配の標識が続きます。何も標識が出て無くても、常に10%以上の勾配があるので・・・脚を休めるところがなかなかありません・・・^^;。
【ちょっとのどかな田園風景も・・・】
【一気に高度を上げて、麓の景色があんなに遠くに・・・】
【やっぱり過酷な勾配18%】
脚を時々止めながらも何とか登って・・・今日2度目の勾配18%。ここを登ると、眼下に富士スピードウェイが見下ろせます。ガードレールに自転車を立てかけて写真を撮ろうにも、坂の途中だとズルズルと下がってしまいます。ふつうは、何かに立てかければ引っかかるものなのですが・・・この勾配じゃ仕方ないですね^^;。仕方ないので坂を登り切って写真を一枚。
ここはショッピングセンターの立体駐車場みたいに、コンクリート舗装に滑り止めの凹凸がつけてあって・・・自転車で来ては行けないところみたいな
【コンクリートで凹凸の・・・18%の激坂】
【頑張って登ると・・・眼下に富士スピードウェイが】
激坂にめげずに登っていって・・・10:45頃、明神峠入口から1時間ちょっとで、標高900mの「明神峠」に到着。う~ん、コレは今年初めの1月より10分以上遅いですね。さすがに練習不足か。。。^^;
峠とはいっても、この先山梨との県境の「三国峠」まではまだまだ登りが続きます。この峠は、登山道が尾根筋と交差してるみたいで、登山客の車も何台か停まっていました。そう言えば、この「明神峠」には夏季限定のハイキング用バスが来ているようで・・・さっきの駿河小山駅のハイキング客は、バスでここまで登ってきてるんですね。ん~僕も「バス輪行」したかったなあ。。。^^;
【やっと到着、明神峠(900m)】
【「明神峠」ハイキングバスのバス停】
明神峠の先も、勾配16%を始めとする激坂が続いて・・・神奈川県との県境を境に、少しだけ勾配が緩みます。ここからしばらくは東に丹沢方面を眺めながらのんびり走って・・・頂上の三国峠はあと少し^^。
【明神峠を越えても・・・まだ勾配16%!】
【ここから少しだけ神奈川県】
【丹沢の山々を眺めながら・・・】
【気持ちのいい新緑・・・峠まではあと少し】
だいぶヨレヨレになりながらも、何とか登り切って・・・11:20過ぎに標高1,170mの「三国峠」に到着。相変わらず峠の碑も何もないのは、雪の季節も緑の季節も同じですね^^;
まあ、この峠のハイライトは山梨県側に下ったところにあるので。
【やっと到着、三国峠(1,170m)】
【やっぱり、峠には何もない・・・。】
峠をそのまま通過して、山梨県側に下ると・・・大きく展望が開けて、目の前に富士山と山中湖が飛び込んできます。残念ながら、やっぱり少し雲がかかっていて、てっぺんは見えるけれど麓は雲の中。まあ、肝心のてっぺんが見えなかった今年1月よりはずっと良いです^^。というより、霞みがちのこの時期にこれだけ富士山の姿が見えれば十分なんじゃないかと。
それでも、雲が動くのを峠でじーっと待ってたら、20分ほどでだいぶ雲が晴れてきました。周りを見る限り、これ以上待っても晴れそうもないので、このあたりでカメラに納めます。。。
冬に来ると、下は茶色い枯れ草ばかりなのですが、この時期はみずみずしい新緑に満ちています。雪に埋もれた富士山もいいけれど、こういう生命の息吹いっぱいな風景もいいと思うんですよね^^。
【新緑の富士山と山中湖!】
【富士山をアップで・・・。】
さて、峠で絶景を眺めたあとは、山中湖に向かって下っていきます。今日はこれから、河口湖まで足を伸ばすつもり♪
【その2に続く】
景色は最高ですが、やっぱり勾配が凄いですね。
by Fuel (2010-06-15 12:26)
18%スゴシ!
その後の富士山は何時もより素晴らしかったっでしょう。
by k-yan (2010-06-16 06:04)
こんにちは。ニコッとタウンから来ました。
すごい健脚ですね~
18%!!すごいです。
近くの山道で一度経験しましたが、
写真だと壁に見えないんですがあれは壁ですよね!!!
by 鈴虫 (2010-06-17 16:22)
>Fuelさん
キビシイ登りはたったの5kmなんですけどね。その5kmが遠いの何のって・・・^^;
ここを超えるのは、奈良-大阪の「暗峠」くらいでしょうか?
登り切って景色を眺めると、それまでの辛さも忘れるのですが・・・身体は正直だったりしますorz。
by うかG (2010-06-18 01:28)
>k-yanさん
この峠、静岡県側からじゃなく山梨の山中湖側から登れば、そんなに登りも厳しくないんですが・・・やっぱり、「峠の先に富士が見える」ってところに惹かれるんですよね。
・・・まあ、「勾配18%」に対する征服欲もありますが^^。
by うかG (2010-06-18 07:53)
> 鈴虫さん
お、なんとソネブロ仲間でもあったのですね。
こちらでもよろしくです(^^)/。
18%・・・あれはまさしく「壁」です。
たぶん、登るより下る方が怖いんじゃ・・・僕は試したこと無いですが^^;。
以前に冬の凍結時に来たとき、ズルズル滑って登れなかったことがあります・・・orz。
http://suburbia.blog.so-net.ne.jp/2008-01-29
by うかG (2010-06-18 08:02)
うかGさん、はじめまして!
あの三国峠を自転車で越えるなんて凄いですね。あそこは車でしか行った事が無いですが、その時もエンジンが焼ける匂いがしてました。
私が自転車で行ったら、へっぽこエンジンなので簡単にオーバーヒートするかも(^^;
by NAO (2010-06-19 07:17)
>NAOさん
こちらこそ、はじめまして^^。
この三国峠、僕が以前車(1,800cc・4AT)に4人乗車で登ったときは、オートマのシフト3速で登れずに、ほとんど2速(時折1速)でようやく登れたくらいでした^^;
僕のへなちょこエンジンも、何度も水温計がいっぱいに振れちゃって、オーバーヒート寸前だったのですよ。「見たい景色がある」ので、気合いで登っていきましたけどね^^;
by うかG (2010-06-19 09:11)