今年も、御来光拝みに富士登山!・・・【その1】 [登山記]
さて、もう1ヶ月以上も間が空いてしまいましたが・・・7/31~8/1に行ってきた、富士山の登山記です。
下山後に夏風邪ひいたり、写真のノイズ処理に時間がかかったり、仕事が忙しくなったりと色々あって遅れましたが、昨年に続いて今年の夏も御来光を拝みに、職場の仲間10人ほどで装備を固めて富士山の頂上に登ってきました^^。
【登山客いっぱいの富士山5合目】
今回も、新宿発着のバスツアーのお世話に。朝早く東京を出発したバスは、中央道と富士五湖道路、富士スバルラインを経由して・・・お昼頃に2,310mの富士山5合目に到着。山小屋で着替えや準備をすませて、13:30頃、いよいよ吉田口登山道から登り始めます。朝は晴れていたのに、5合目まで来たらちょっと曇ってきたのが心配ではありますが、「晴れ時々曇り」の天気予報を信じたいところです^^;
各地からツアーのバスが集まってくる富士山5合目広場は、これから登る登山客を降ろすと、下山してきた登山客を乗せて帰り道へ・・・と、どんどん行き来していきます。5合目の広場は結構広いのに・・・あまりにも多い登山客で一杯になってます。富士登山が最近人気なのはわかるけど、ちょっと人多すぎなのでは・・・という気もしますね。。。
【富士山5合目から・・・いよいよ富士登山開始!】
5合目からしばらくは、緩やかにアップダウンを繰り返す砂利道で、このあたりはまだまだハイキング気分で歩いていけます。その分、人が多くて、歩みがノロノロ・・・ちょっとイラっとすることも。
しばらく歩いていたら悪い予感が的中して・・・空から小雨がパラパラと降り出してきました。皆それぞれ、雨具を着たりザックにカバーを掛けたりと雨対策をして、少しずつ急になってきた登山道を登っていきます。。。
【しばらく行くと、雨が降り出して・・・】
【少しずつ急になってきた登山道】
登り始めてから50分弱で、標高2,390mの6合目に到着。頂上を右手に見ながら結構歩いた気がするけど・・・ほんの100mほどしか登っていないんですね^^;
小休止のあと、ここからはジグザグに頂上に向けて登っていきます・・・。
【雲の隙間から・・・別の登山道の山小屋が】
【結構歩いて・・・6合目に到着】
さて、6合目から先はいよいよ本格的な登り。頂上に向かって、ジグザグに高度を上げていきます。いつの間にか雨が上がったけれど、段々と霧が出てきて、視界が遮られます。山の天気は変わりやすいので、この先天気が良くなることを信じつつ足を進めていきますが、先が見えない登山道というのは、なんとなーく気が重くなるもの。逆に、ちょっと霧が晴れて上が見えると、まだまだ先のはずなのに、目標が定まっただけでもやる気が出てきたり^^。
・・・そんなこんなで頑張ること1時間ちょっと、15:30過ぎに標高2,700mの7合目に到着。段々空気が薄くなってきたのがわかり、携帯ボンベで酸素を補給している人もちらほら・・・。
【だんだん霧が濃くなってきて・・・】
【ジグザグに高度を上げていく登山道】
【霧が晴れると、手が届きそうなところに山小屋が・・・まだまだ遠いけど^^;】
【振り返ると、ジグザグの山道が・・・】
【やっと到着、富士山7合目(標高2,700m)】
7合目から先は、岩場をよじ登る本格的な登山道に。足場が悪いので、みんなゆっくりになるのは解るけど・・・ちょっと登っては止まって、の繰り返しで、なかなか登山客の渋滞の列が先に進んでくれません。僕も10人ほどのグループなのであまり先に行くわけにはいかないけれど、ここまで進まないのは・・・かえって疲れてしまいます。。。
【7合目から上は、岩場の続く本格的な登山道に】
【馴れない岩場で、登山客の渋滞の列が続いて・・・】
それでも頑張って登っていくと・・・標高3,020mの8合目付近で霧というか雲の上に出たのか、少しずつ周りの視界がハッキリとしてきました。7合目の山小屋が遙か下の方に見えますね^^。ここ8合目でしばらく休憩・・・トイレは有料で200円だけど、この高さでトイレを清潔に保つ苦労を考えれば仕方ないですね。そのほか、ペットボトルの水も500円。トイレと水は、標高が高くなればなるほど値段も高くなります・・・これ富士山の常識だそうです。
ここまで来ると、高山病に苦しむ方々もだいぶ出てきました。僕はというと、2週間前に標高3,000mの乗鞍岳でリハーサル(?)してきたおかげで今のところ大丈夫なのですが。。。
【8合目から・・・霧が晴れて、7合目の山小屋が遙か下に・・・】
8合目でちょっと長い休憩のあと、今日の宿、富士山ホテルがある「本8合目」に向けて再び登り始めます。空気が薄くて、苦しいのは変わらないけど、霧が晴れて景色が良くなってきた分、少しだけ足取りも軽いような。振り返ると、モクモク雲海が見下ろせます^^。
でも、相変わらずの大渋滞と、皆の疲れもあって、なかなかペースがあがらなくて・・・標高3,400m、本8合目の山小屋「富士山ホテル」に着いたのは日もすっかり暮れた20:00過ぎ。途中からは深夜の頂上アタック用のヘッドライトに助けられました^^;
【標高3,100m付近で・・・振り返れば雲海!】
【上を目指して、岩場をよじ登って・・・】
【遙かな雲海】
【夜になって・・・やっと到着、本8合目「富士山ホテル」】
山小屋での夕食は、定番のカレー。お腹が一杯になったあとは、夜明け前の頂上アタックに備えて、ちょっと狭い山小屋のベッドで21:00過ぎに就寝。寝にくいはずなのに、今日1日の登山の疲れか、いつの間にか眠りについてしまいました。。。zzz
【山小屋といえば・・・定番のカレー】
【その2に続く】
下山後に夏風邪ひいたり、写真のノイズ処理に時間がかかったり、仕事が忙しくなったりと色々あって遅れましたが、昨年に続いて今年の夏も御来光を拝みに、職場の仲間10人ほどで装備を固めて富士山の頂上に登ってきました^^。
【登山客いっぱいの富士山5合目】
今回も、新宿発着のバスツアーのお世話に。朝早く東京を出発したバスは、中央道と富士五湖道路、富士スバルラインを経由して・・・お昼頃に2,310mの富士山5合目に到着。山小屋で着替えや準備をすませて、13:30頃、いよいよ吉田口登山道から登り始めます。朝は晴れていたのに、5合目まで来たらちょっと曇ってきたのが心配ではありますが、「晴れ時々曇り」の天気予報を信じたいところです^^;
各地からツアーのバスが集まってくる富士山5合目広場は、これから登る登山客を降ろすと、下山してきた登山客を乗せて帰り道へ・・・と、どんどん行き来していきます。5合目の広場は結構広いのに・・・あまりにも多い登山客で一杯になってます。富士登山が最近人気なのはわかるけど、ちょっと人多すぎなのでは・・・という気もしますね。。。
【富士山5合目から・・・いよいよ富士登山開始!】
5合目からしばらくは、緩やかにアップダウンを繰り返す砂利道で、このあたりはまだまだハイキング気分で歩いていけます。その分、人が多くて、歩みがノロノロ・・・ちょっとイラっとすることも。
しばらく歩いていたら悪い予感が的中して・・・空から小雨がパラパラと降り出してきました。皆それぞれ、雨具を着たりザックにカバーを掛けたりと雨対策をして、少しずつ急になってきた登山道を登っていきます。。。
【しばらく行くと、雨が降り出して・・・】
【少しずつ急になってきた登山道】
登り始めてから50分弱で、標高2,390mの6合目に到着。頂上を右手に見ながら結構歩いた気がするけど・・・ほんの100mほどしか登っていないんですね^^;
小休止のあと、ここからはジグザグに頂上に向けて登っていきます・・・。
【雲の隙間から・・・別の登山道の山小屋が】
【結構歩いて・・・6合目に到着】
さて、6合目から先はいよいよ本格的な登り。頂上に向かって、ジグザグに高度を上げていきます。いつの間にか雨が上がったけれど、段々と霧が出てきて、視界が遮られます。山の天気は変わりやすいので、この先天気が良くなることを信じつつ足を進めていきますが、先が見えない登山道というのは、なんとなーく気が重くなるもの。逆に、ちょっと霧が晴れて上が見えると、まだまだ先のはずなのに、目標が定まっただけでもやる気が出てきたり^^。
・・・そんなこんなで頑張ること1時間ちょっと、15:30過ぎに標高2,700mの7合目に到着。段々空気が薄くなってきたのがわかり、携帯ボンベで酸素を補給している人もちらほら・・・。
【だんだん霧が濃くなってきて・・・】
【ジグザグに高度を上げていく登山道】
【霧が晴れると、手が届きそうなところに山小屋が・・・まだまだ遠いけど^^;】
【振り返ると、ジグザグの山道が・・・】
【やっと到着、富士山7合目(標高2,700m)】
7合目から先は、岩場をよじ登る本格的な登山道に。足場が悪いので、みんなゆっくりになるのは解るけど・・・ちょっと登っては止まって、の繰り返しで、なかなか登山客の渋滞の列が先に進んでくれません。僕も10人ほどのグループなのであまり先に行くわけにはいかないけれど、ここまで進まないのは・・・かえって疲れてしまいます。。。
【7合目から上は、岩場の続く本格的な登山道に】
【馴れない岩場で、登山客の渋滞の列が続いて・・・】
それでも頑張って登っていくと・・・標高3,020mの8合目付近で霧というか雲の上に出たのか、少しずつ周りの視界がハッキリとしてきました。7合目の山小屋が遙か下の方に見えますね^^。ここ8合目でしばらく休憩・・・トイレは有料で200円だけど、この高さでトイレを清潔に保つ苦労を考えれば仕方ないですね。そのほか、ペットボトルの水も500円。トイレと水は、標高が高くなればなるほど値段も高くなります・・・これ富士山の常識だそうです。
ここまで来ると、高山病に苦しむ方々もだいぶ出てきました。僕はというと、2週間前に標高3,000mの乗鞍岳でリハーサル(?)してきたおかげで今のところ大丈夫なのですが。。。
【8合目から・・・霧が晴れて、7合目の山小屋が遙か下に・・・】
8合目でちょっと長い休憩のあと、今日の宿、富士山ホテルがある「本8合目」に向けて再び登り始めます。空気が薄くて、苦しいのは変わらないけど、霧が晴れて景色が良くなってきた分、少しだけ足取りも軽いような。振り返ると、モクモク雲海が見下ろせます^^。
でも、相変わらずの大渋滞と、皆の疲れもあって、なかなかペースがあがらなくて・・・標高3,400m、本8合目の山小屋「富士山ホテル」に着いたのは日もすっかり暮れた20:00過ぎ。途中からは深夜の頂上アタック用のヘッドライトに助けられました^^;
【標高3,100m付近で・・・振り返れば雲海!】
【上を目指して、岩場をよじ登って・・・】
【遙かな雲海】
【夜になって・・・やっと到着、本8合目「富士山ホテル」】
山小屋での夕食は、定番のカレー。お腹が一杯になったあとは、夜明け前の頂上アタックに備えて、ちょっと狭い山小屋のベッドで21:00過ぎに就寝。寝にくいはずなのに、今日1日の登山の疲れか、いつの間にか眠りについてしまいました。。。zzz
【山小屋といえば・・・定番のカレー】
【その2に続く】
すごい人だかりですね(汗)
部屋から富士山が見えるのに、まだ一度も登っとりません。
たぶん登らないんだろうな〜。
by いっち〜。 (2010-09-14 23:30)
今度一緒に連れてってください!!
by k-yan (2010-09-15 21:42)
こんばんは
富士山は6年程前に登りました。
カレーのメニューは定番なんですね。
行きのバスでも寝れず、山小屋でも寝れずに
そのまま登頂するはめになってしまいました。
by Fuel (2010-09-15 22:46)
>いっち〜。さん
昨年登った時は天気が悪かったせいか、ここまで混んでなかったんですよね~。
お部屋から富士山が見えるなんて、うらやましいです。
一生に一度は御来光!・・・なんて^^。
by うかG (2010-09-16 00:59)
>k-yanさん
超健脚のk-yanといっしょだと、僕が置いて行かれそうで・・・orz
来年は、もっと人が増えていそうで怖いです^^;
by うかG (2010-09-16 01:05)
>Fuelさん
聞いたところでは、八ヶ岳の赤岳の山小屋でもカレーが出るそうで・・・。
カレー嫌いな人少ないし、疲れていても食べやすいからかなと。
バスも山小屋も、正直寝にくいのですよね・・・疲れてたのでいつの間にか眠ってしまいましたが^^;
by うかG (2010-09-16 01:12)
富士山登山が最近大人気とは聞いてましたが、
すごい大渋滞なんですね~
8合目にホテルがあるとは!
知りませんでした~
by 鈴虫 (2010-09-16 09:07)
こんばんは!
富士山に宿泊施設があるとは・・・驚きました(^^;
でも、こんな場所で泊まるのって楽しそうですね。
山小屋という言葉の響きもいいなぁ。
>カレーと、寝にくいハズなのに爆睡
何だか、ブルベそのまんまな気もしますね。(^^;
それにしても凄い人出だなぁ。
最近は富士山ブームとの事ですが、ここまでとは(驚)
何が引き金になったんでしょうね・・・う~む・・・。
続編お待ちしとります(^^)
>清里で阿波踊りに巻き込まれ・・・
何故か頭の中に浮かんだ光景は、MTBに乗って来たうかGさんが、阿波踊りの流れに巻き込まれて、一緒に踊りながら押し流されていくというモノでした(^^;
by HAL9000 (2010-09-16 22:08)
>鈴虫さん
「ホテル」といっても、ただの山小屋で・・・お風呂なんて当然無いし、トイレも一回200円。寝床では、隣の方との隙間は10~20cmくらいしかありません^^;
寝床が狭いのも、登山道の大渋滞も、最近の富士登山ブームのせいかもしれませんが・・・。
by うかG (2010-09-18 21:53)
>HAL9000さん
宿泊施設とは言っても、そこは高いところにある山小屋。平地のホテルや民宿みたいな待遇は期待できません。富士登山では、7~8合目の山小屋で一泊して、明け方に御来光を見る、というプランが一般的みたいです。
寝にくいはずなのに爆睡・・・そりゃ、ブルベの時には、コンビニの前や、道端なんてもちろん、風と寒さをしのぐためにトンネルの中で寝る・・・なんてコトもやりましたからねぇ^^;
阿波踊りは、何故か2年連続で巻き込まれてしまいました。MTB担いでいっしょに踊ってくれば良かったかな♪。
by うかG (2010-09-18 22:06)