紅葉の奥只見樹海ラインと尾瀬へ・・・【その2】 [自転車ツーリング]
【その1からの続き】
奥只見湖のフェリーターミナルでお昼を食べて一息ついた後は、尾瀬方面に向けてのさらなるアップダウンが待っています。今回は檜枝岐温泉に宿をとってあるので、いくらか余裕はあるけれど・・・こんな山奥で日が暮れたら真っ暗で危ないので、あまり長居はせずに後半戦に向けて東に向かって走り始めます。
【「樹海ライン」と奥只見湖】
フェリーターミナルから先は、奥只見湖畔に沿って、細かいアップダウンを繰り返しながら南東へと向かいます。道が細い上に急なカーブも多く、時にはブラインドカーブもあったりするので、対向車に注意しながら進んでいきます・・・。
しばらく行くと、道路を横切る水の流れが!これは「洗い越し」と呼ばれるもので、山奥などで橋を架ける経費があわない細い沢などをこのようにしているのだとか。もっとも、近年の日本ではほとんど見られなくなっていて、この国道352号線が「酷道」と呼ばれるゆえんらしいです^^;ま、汚れたタイヤがキレイになってちょうど良いけど
【フェリーターミナルから先は、山奥の急カーブの連続!】
【国道というか酷道の、「洗い越し」】
奥只見湖畔をしばらく走って、「グミ沢トンネル」へ。長さ300mほどのトンネルだけど、中には灯りが一切無いので、なかなかコワイものがあります
グミ沢トンネルから先は100mほどの軽い登りになって・・・一つ目の峠、「神峰」に到着。ここから見下ろす奥只見この景色はなかなか。湖上に浮かぶ遊覧船の姿も見えますね^^。
・・・それにしても、神峰の先、「県境まで26.7km」って・・・ほかに目的地ないの?
【短いけど真っ暗な「グミ沢トンネル」】
【湖畔に沿って登り始めて・・・】
【一つ目の峠、「神峰」・・・「県境まで26.7km」?】
【登り終えて、ちょっと一休み】
【湖上に浮かぶ遊覧船】
【神峰からの奥只見湖の眺め】
国道352号線「樹海ライン」は、さっきのフェリーターミナルから先は売店どころかトイレもほとんど無くて、「次のWCまであと30km」なんて出てたりして・・・。おまけに、携帯電話もほとんど圏外。こちらも、「あと10km先で携帯電話使えます」なんて標識が立ってるくらい。まぁコレも車だったらいいけど、のんびり自転車ではそこに着くまでにどれだけかかるか・・・
【30kmぶりのトイレ!】
【ここは携帯電話も圏外。。。】
【のんびり山奥の道】
進むにつれて、「洗い越し」の数も増えて・・・心なしか水量も増えてきたような。一応MTBだけど、タイヤはロード用の細い700×25Cなので、水路を渡るときはちょっと気を遣いますね。ロードバイクだったら・・・ここを走り抜けるのはちょっと酷かも
【泥水注意 段差注意!】
【洗い越しも、水量が増えて・・・】
樹海ラインはダム湖の湖畔に沿ってジグザグに進むので、直線距離は短い気がするのに、なかなか先に進めなかったり。しかも、登ったと思ったらまた下って、谷川を越える橋を渡るとまた登り返し、の繰り返し・・・。良い景色ではあるんだけど、どこまで行っても変わらないといえば変わらないような^^;
200mちょっと登って、2つめの峠「恋ノ岐乗越」を越えて、谷川の「恋ノ岐川」を渡り、次の「恋ノ岐出越」を越えて・・・まだまだ山道は続きます^^;
【谷川を超えて・・・】
【奥只見湖を見下ろす景色は良いけれど・・・】
【また登りが・・・】
【2つめの峠「恋ノ岐乗越」】
【谷川の「恋ノ岐川」を渡って・・・】
【3つめの峠「恋ノ岐出越」】
ひたすら走り続けて・・・やっと県境の「金泉橋」に到着、ここから先は福島県檜枝岐村。まぁ、県が変わっても景色は変わらないのですが・・・。
ここから先は、尾瀬の入り口「御池」までの最後の登り。800mほどの登りが待っています。普段なら1時間半もあれば登り切れる高さだけど、今日はここまで枝折峠に小さな峠3つと、累積標高1,500m以上の登りをクリアしてきているので、脚もすでにパンパン。そんなにキビシイ登りでもないのに、なかなか足が先に進みません・・・。
時間が経つにつれてどんどんと日は沈んで・・・ついに登り切る前に真っ暗になってしまいました(T_T)。
ナビ画面を見ながらあと少し、と頑張って山道を登っていくと・・・突然にまぶしい光が。サーチライトか何か?と思ったら、なんと満月の月明かりでした
いやはや、月明かりって、こんなに明るいものだったんだなぁと、生まれて初めて実感しました。都会に住んでたら街灯りで気づかない感動ですね^^。
17:50に真っ暗な標高1,500mの「御池」に到着。防寒具を着込んで、宿をとってある檜枝岐温泉に向かって下っていきます・・・。
【県境の「金泉橋」】
【尾瀬登山口の一つ、尾瀬口山荘の横を抜けて・・・】
【最後の登りに脚が進まなくて、日も暮れて・・・】
【月明かりで明るい「御池」】
御池からは、真っ暗な山道のダウンヒル。1WのLEDライトが頼りだけど、月明かりが思いの外明るいので、安心して下れます。ただ、気温の低下が予想以上で・・・寒くて寒くて。このあたりは紅葉もキレイなんだろうけど、周り見てる余裕ないし、何より暗くて見えないし。
それでも何とか下りきって、予約時間から30分遅れの18:30に、今日お世話になる檜枝岐温泉「ますや旅館」に到着。宿に着くなり冷え切った身体を温泉で温めて、お待ちかねの夕食タイム。岩魚の塩焼きや山菜の天ぷらのほか、そば粉100%の檜枝岐名物「裁ちそば」がとっても美味でした。
【月明かりに照らされるダウンヒル】
【温泉入って、美味しい夕食】
累積標高2,000m以上の登りで疲れたのか、21時過ぎに早めの就寝。翌日は、朝から尾瀬を散策する予定です
【その3に続く】
奥只見湖のフェリーターミナルでお昼を食べて一息ついた後は、尾瀬方面に向けてのさらなるアップダウンが待っています。今回は檜枝岐温泉に宿をとってあるので、いくらか余裕はあるけれど・・・こんな山奥で日が暮れたら真っ暗で危ないので、あまり長居はせずに後半戦に向けて東に向かって走り始めます。
【「樹海ライン」と奥只見湖】
フェリーターミナルから先は、奥只見湖畔に沿って、細かいアップダウンを繰り返しながら南東へと向かいます。道が細い上に急なカーブも多く、時にはブラインドカーブもあったりするので、対向車に注意しながら進んでいきます・・・。
しばらく行くと、道路を横切る水の流れが!これは「洗い越し」と呼ばれるもので、山奥などで橋を架ける経費があわない細い沢などをこのようにしているのだとか。もっとも、近年の日本ではほとんど見られなくなっていて、この国道352号線が「酷道」と呼ばれるゆえんらしいです^^;ま、汚れたタイヤがキレイになってちょうど良いけど
【フェリーターミナルから先は、山奥の急カーブの連続!】
【国道というか酷道の、「洗い越し」】
奥只見湖畔をしばらく走って、「グミ沢トンネル」へ。長さ300mほどのトンネルだけど、中には灯りが一切無いので、なかなかコワイものがあります
グミ沢トンネルから先は100mほどの軽い登りになって・・・一つ目の峠、「神峰」に到着。ここから見下ろす奥只見この景色はなかなか。湖上に浮かぶ遊覧船の姿も見えますね^^。
・・・それにしても、神峰の先、「県境まで26.7km」って・・・ほかに目的地ないの?
【短いけど真っ暗な「グミ沢トンネル」】
【湖畔に沿って登り始めて・・・】
【一つ目の峠、「神峰」・・・「県境まで26.7km」?】
【登り終えて、ちょっと一休み】
【湖上に浮かぶ遊覧船】
【神峰からの奥只見湖の眺め】
国道352号線「樹海ライン」は、さっきのフェリーターミナルから先は売店どころかトイレもほとんど無くて、「次のWCまであと30km」なんて出てたりして・・・。おまけに、携帯電話もほとんど圏外。こちらも、「あと10km先で携帯電話使えます」なんて標識が立ってるくらい。まぁコレも車だったらいいけど、のんびり自転車ではそこに着くまでにどれだけかかるか・・・
【30kmぶりのトイレ!】
【ここは携帯電話も圏外。。。】
【のんびり山奥の道】
進むにつれて、「洗い越し」の数も増えて・・・心なしか水量も増えてきたような。一応MTBだけど、タイヤはロード用の細い700×25Cなので、水路を渡るときはちょっと気を遣いますね。ロードバイクだったら・・・ここを走り抜けるのはちょっと酷かも
【泥水注意 段差注意!】
【洗い越しも、水量が増えて・・・】
樹海ラインはダム湖の湖畔に沿ってジグザグに進むので、直線距離は短い気がするのに、なかなか先に進めなかったり。しかも、登ったと思ったらまた下って、谷川を越える橋を渡るとまた登り返し、の繰り返し・・・。良い景色ではあるんだけど、どこまで行っても変わらないといえば変わらないような^^;
200mちょっと登って、2つめの峠「恋ノ岐乗越」を越えて、谷川の「恋ノ岐川」を渡り、次の「恋ノ岐出越」を越えて・・・まだまだ山道は続きます^^;
【谷川を超えて・・・】
【奥只見湖を見下ろす景色は良いけれど・・・】
【また登りが・・・】
【2つめの峠「恋ノ岐乗越」】
【谷川の「恋ノ岐川」を渡って・・・】
【3つめの峠「恋ノ岐出越」】
ひたすら走り続けて・・・やっと県境の「金泉橋」に到着、ここから先は福島県檜枝岐村。まぁ、県が変わっても景色は変わらないのですが・・・。
ここから先は、尾瀬の入り口「御池」までの最後の登り。800mほどの登りが待っています。普段なら1時間半もあれば登り切れる高さだけど、今日はここまで枝折峠に小さな峠3つと、累積標高1,500m以上の登りをクリアしてきているので、脚もすでにパンパン。そんなにキビシイ登りでもないのに、なかなか足が先に進みません・・・。
時間が経つにつれてどんどんと日は沈んで・・・ついに登り切る前に真っ暗になってしまいました(T_T)。
ナビ画面を見ながらあと少し、と頑張って山道を登っていくと・・・突然にまぶしい光が。サーチライトか何か?と思ったら、なんと満月の月明かりでした
いやはや、月明かりって、こんなに明るいものだったんだなぁと、生まれて初めて実感しました。都会に住んでたら街灯りで気づかない感動ですね^^。
17:50に真っ暗な標高1,500mの「御池」に到着。防寒具を着込んで、宿をとってある檜枝岐温泉に向かって下っていきます・・・。
【県境の「金泉橋」】
【尾瀬登山口の一つ、尾瀬口山荘の横を抜けて・・・】
【最後の登りに脚が進まなくて、日も暮れて・・・】
【月明かりで明るい「御池」】
御池からは、真っ暗な山道のダウンヒル。1WのLEDライトが頼りだけど、月明かりが思いの外明るいので、安心して下れます。ただ、気温の低下が予想以上で・・・寒くて寒くて。このあたりは紅葉もキレイなんだろうけど、周り見てる余裕ないし、何より暗くて見えないし。
それでも何とか下りきって、予約時間から30分遅れの18:30に、今日お世話になる檜枝岐温泉「ますや旅館」に到着。宿に着くなり冷え切った身体を温泉で温めて、お待ちかねの夕食タイム。岩魚の塩焼きや山菜の天ぷらのほか、そば粉100%の檜枝岐名物「裁ちそば」がとっても美味でした。
【月明かりに照らされるダウンヒル】
【温泉入って、美味しい夕食】
累積標高2,000m以上の登りで疲れたのか、21時過ぎに早めの就寝。翌日は、朝から尾瀬を散策する予定です
【その3に続く】
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