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磐梯吾妻スカイラインの雪の回廊と、満開の花見山と…。 [自転車ツーリング]

さて、この間の4/14(日)に行ってきた福島の磐梯吾妻スカイライン・花見山のレポです。
雪かきが終わって再開通したばかりの磐梯吾妻スカイラインへ、この時期だけのお楽しみ「雪の回廊」を見に行ってきました。さらに、今年は桜の開花が早かったこともあって、市内の桜の名所「花見山」も見頃を迎えているとのこと。ただ、ここ数日気温が下がって降雪も続いていて、チェーン規制がかかったまま。これじゃ、ロードバイクで走るのは無理かな…と思っていたところ、週末になって気温が上がってチェーン規制も解除に。これはチャンスと、XVの後ろにコルナゴロードを積んで、春を迎えたばかりの福島へ行ってきました。
 
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【ここは火星?みたいな磐梯吾妻スカイラインの荒涼な風景】
 
 

 
 
 
前日の天気予報を見て、今日は行くぞ!と思ってたのに、寝坊して起きたら朝6時ちょっと前。今日はどうしようかとも考えたけど、今日行かないと後悔するかな…と、さっと支度してXVの後ろにコルナゴマスターを積み込んで、いざ出発。幸い高速道路もさほど混んでなくて、10:30頃にあづま総合公園に到着。前輪を外して積み込んでいたコルナゴマスターを組み立て、北側の高湯温泉側から登り始めます…。
 
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【スタートのあづま総合公園】
 
 
 
スカイライン手前までは、しばらく厳しめの登りが続きます。特にきついのが、無散水消雪施設のあるあたり。勾配11%の坂が延々と続きます。前回の伊豆高原では久々のせいかちょっと登ってはすぐに脚をついてしまったのが、この日は十分すぎるほど(?)睡眠をとったおかげか、思いの外スイスイと登っていけます。1時間ほどで高湯温泉のゲートに到着。今年も県の観光復興キャンペーンの一環で無料開放となっており、ゲートは素通りしてスカイラインへ。
 
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【雪積もる安達太良山を眺めながら…】
 
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【いつもながら厳しい勾配11%!】
 
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【高湯ゲートにて…今年もスカイラインは無料開放!】
 
 
 
スカイラインの高湯ゲート付近で標高は800mほど。このあたりからだんだんと残雪が増えてきます。しばらく登って、「つばくろ谷」にかかる不動沢橋からは、福島盆地の景色が一望に。ついちょっと前まであの辺にいたんだなぁと思うと、よくここまで登ってきたものだなぁと我ながら感心したり^^。
途中でお腹が空き始めたので、コンビニで買っておいたおにぎりで昼食。エネルギー切れになる前に、早めに補給しておきます[るんるん]
 
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【だんだんと残雪が増えて…】
 
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【つばくろ谷にかかる不動沢橋からは、福島盆地が一望!】
 
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【吾妻小富士を目指して…】
 
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【振り返っても、美しい眺め】
 
 
 
さらに登って標高1,600m弱、浄土平手前の火山ガス噴出地帯に到着。このあたりは草木も生えず、まるで火星かグランドキャニオンか?というような荒涼な風景が続きます。「火山性ガス発生のため駐車禁止」の標識も復活してますね。風も強くなってきて、さすがに寒くなってきたかな?というところ、火山ガス噴出地帯を抜けようと急いでいるとき…一台の白いロードバイクとすれ違いました。もしや、と思ってtwitterでメンションを入れてみると…やっぱり、反対側から登ってこられたフォロワーのsumさんでした。さすがに駐車禁止の火山ガス噴出地帯では、声を掛けることもできずでしたが、旅先でのこういう出逢いは嬉しいものです[わーい(嬉しい顔)]
 
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【さらに高度を上げて…】
 
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【いよいよ、荒涼な大地へと】
 
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【この先、火山ガス噴出のため駐車禁止!】
 
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【ここは火星?】
 
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【火山ガス噴出地帯を振り返って…】
 
 
 
火山ガス噴出地帯を走り抜けて、大きな駐車場がある浄土平に到着。時計を見ると、ちょうど14:00。スタートしてから3時間…食事休憩や写真、ツイートの時間を含めて標高差1,500m弱をいつもこのくらいで登り切れるなら、ツーリングの予定も組みやすいのに…なんてね^^;
浄土平レストハウスでトイレ休憩を済ませ、レッグウォーマーとウィンドブレーカーを着込んで、この先の下りに備えます…。
 
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【浄土平レストハウスから…吾妻小富士の眺め】
 
 
 
浄土平から少し登って、スカイライン最高標高の1,622m、いよいよ「雪の回廊」に到着。今年は…さすがに雪が多かった去年よりは低いけれど、それでも3m前後の雪の壁が延々と1km以上も続きます。高さは志賀草津道路には届かないけど、雪の迷路が永遠にいつまでも続くような…磐梯吾妻スカイラインの雪の回廊ならではのこの感覚は、他には代え難いものがありますね^^。
 
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【ついに到着、今年の磐梯吾妻スカイライン「雪の回廊」!】
 
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【今年の雪の高さは…3mくらいかな?】
 
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【永遠に続く、雪の迷路に迷い込んだかのような…】
 
 
 
そんな雪の回廊を走り抜けたあとは、土湯峠に向かっての下り。ブラケットから下ハンドルに持ち替えて、勢いよく下っていきます。もし路面が凍結していたら、とても怖くて乗れたものではないのですが、この気温ならその心配はなし。ただ、雪解け水が路面を覆っているところが多く、泥よけなど付いてない僕のロードバイクでは、そのままお尻や背中に跳ね上がります…。正面に安達太良山を眺めつつ下っていって…お尻がだいぶ冷たくなってきた頃、磐梯吾妻スカイラインの終点、土湯峠のゲートに到着。
ここからさらに国道の旧道をベースに下って、16時過ぎに車を駐めておいたあづま総合公園に戻ってきました。
 
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【安達太良山と、ふもとの温泉宿】
 
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【正面は安達太良山!景色に見とれるとキケン^^;】
 
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【吾妻八景の一つ、「天風境」からの眺め】
 
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【土湯峠ゲートで、磐梯吾妻スカイラインも終了…】
 
 
 
さて、磐梯吾妻スカイラインのあとは桜の名所、花見山へ行く予定だったのですが、そもそも朝の出発が遅くて戻ってくるのも遅くなっちゃったので、自転車を積み込んだあと車で行くことに。ただ…これが大失敗。花見山までの道は4号線を渡ったあとものすごく狭く、車同士がすれ違うのもやっと。おまけにシャトルバスもばんばん走っていて、僕の前を走っていた軽自動車に追いつけない有様…全幅1.78mのXVにして、初めて後悔した瞬間でした…^^;
そんなこんなで、ようやく駐車場に着いて車を駐めて、いざ花見山へ。入り口にはこの間テレビでやってたサザエさんの花壇もあります[ぴかぴか(新しい)]
 
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【花見山に到着!】
 
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【入り口にはサザエさんの花壇が!】 
 
 
 
花見山には体力と時間によって3つのコースがあるけれど、今回は時間がないので一番短い30分コースへ。時間が遅くなって日が暮れかけてしまったのは残念だけど、ちょっと色濃いカンヒザクラやヒガンザクラ、鮮やかな黄色のレンギョウなどが見頃となっていました。ソメイヨシノやハナモモも満開のちょっと手前、花に勢いがあって見応えがありますね。関東からだと距離があるけど、それでも見に来る甲斐がある眺めかと。磐梯吾妻スカイラインとセットで、ドライブコースにも是非オススメしたいです^^。
 
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【色とりどりの花が…】
 
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【鮮やかな黄色のレンギョウ】
 
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【ソメイヨシノもほぼ満開!】
 
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【花見山は花盛り^^】
 
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【夕暮れとともに…】
 
 
 
30分コースを見終えて、出店で買い食いやお土産物色してたらいつの間にか日が暮れてしまいました。いつも寄る高湯温泉の共同浴場「あったか湯」に行きたかったけど、明日は月曜日だし、ここからまた国道4号の反対側の温泉街まで登るのは車でもちょっと厳しそう…仕方なく、今日はお花見を終えてそのまま帰ることに。案の定、途中で渋滞に巻き込まれて、日付が変わるちょっと前に何とか埼玉の自宅まで帰り着きました。

今回は雪の回廊と花見山を一度に楽しめたけど、あれだけ火山ガスの硫黄臭をかがされたのに、真っ白な濁り湯の温泉に入って来れなかったのが唯一の心残り。また秋に、今度は紅葉を眺めつつ温泉入りに来ないとね^^
 
↓今回のルートはこちら


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