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牧場アイスと天然氷かき氷を求めて奥日光へ…。 [自転車ツーリング]

1ヶ月ほど経ってしまいましたが、先日の奥日光ツーリングのレポです。
連休中日の7月14日に、奥日光をロードバイクで走って来ました。標高1,000mを超える奥日光は、真夏でも下界とは別次元の涼しさ。また日光には、全国でも3カ所しかない「天然氷」の産地でもあり、冬の寒さでじっくり凍らせた氷で作ったかき氷は、冷凍庫で作った氷とはこれまた比較にならない美味しさであるとのこと。
毎年食べに行ってる光徳牧場アイスクリームとあわせて、日光をぐるっと回って「涼しさ」を求めるツーリングに行ってきました。
 
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【緑のトンネルの先は…】
 
 
 
 
 
 
始発電車で草加駅から輪行し、午前8時前に東武日光駅に到着。標高545mの駅前はすでに涼しさを感じます。目指す「天然氷かき氷」で有名な日光チロリン村「カフェ・アウル」は霧降方面に登っていけばすぐだけど、こんな朝早くじゃまだ開いてないし、楽しみはあとにとっておくということで、まずは奥日光方面を目指します。
 
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【スタート/ゴールの東武日光駅前】
 
 
 
日光のシンボル「神橋」を過ぎて、大谷川に沿って登っていくと、川からなんだか怪しげな靄みたいなものが。気温差と湿度で発生した霧でしょうか?何となくこの先に一抹の不安を感じながら、いろは坂を目指して先に進みます…。
 
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【日光のシンボル「神橋」】
 
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【大谷川から怪しげな靄みたいなものが…】
 
 
 
途中で補給を済ませて9時頃にいろは坂の入り口「馬返」に到着。道の険しさのために乗ってきた馬を引き返させる…ということでここからが本番。今日はちょっと本気でと、途中で脚を止めずに漕ぎ続けて…39分で中禅寺湖に到着。写真撮るのもやめれば30分台半ばまで行けたと思うけど、こればっかりは僕の習性だから仕方ないですね^^;
一息ついて、戦場ヶ原へと向かいます…。
 
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【いろは坂の入り口、馬返】
 
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【緑の坂を登って…】
 
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【いろは坂のカーブ!】
 
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【黒髪平からの眺め】
 
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【今日は39分でいろは坂を制覇!】
 
 
 
国道で中禅寺湖に沿って走り、竜頭の滝を越えて、戦場ヶ原に到着。ここで標高1,400m…涼しいを通り越して肌寒くなってきたような。手元の時計を見ると、10時30分。ちょっと早いけどこの先補給ポイントが少ないので、「三本松茶屋」でお昼ご飯。日光名物湯葉を使った「湯葉丼」で、優しくお腹を満たします…。
 
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【竜頭の滝を見下ろして…】
 
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【日光を見守る、男体山】
 
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【高原植物の宝庫、戦場ヶ原】
 
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【日光名物の湯葉を使った湯葉丼で、ちょっと早い昼食】
 
 
 
昼食のあとは、金精道路の手前で右折して、いよいよ奥鬼怒林道へ…の前に、光徳牧場に立ち寄って、アイスクリームを。牛乳たっぷりで甘くて美味しいアイスクリームは、峠の前のエネルギー補給にもぴったり。日光に来たら、やっぱりコレを食べなきゃね^^
 
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【金精道路の手前で右折して、奥鬼怒林道方面へ】
 
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【光徳牧場アイスクリーム!】
 
 
 
光徳牧場アイスクリームで糖分を補給して、今度こそ奥鬼怒林道へ。林道ならではの細い九十九折りの登り道、30分ほどで標高差300mほどを登り切って、頂上の「山王峠(約1,730m)」に到着。せっかくてっぺんまで着いたので写真を撮っていると、無情の雨[雨]が…。しばらく木陰で雨宿りしたら小降りになったので、反対側の栗山村へ向かって駆け下りていきます…。
 
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【奥鬼怒林道への入り口】
 
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【細くて九十九折りの林道】
 
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【到着、山王峠(約1,730m)】
 
 
 
しばらく下っていると、また雨脚が強くなって、今度は土砂降りに。しかも寒くなってきたので防寒を兼ねて雨具を着込みますが、この雨の中を走るのはちょっと危険そうなので、しばらく雨宿り。雨だけで、風や雷がないのは幸いですかね…。
いくらかやんできたのを見計らって走り出すも、まだまだ結構降っています。残念なことにシューズカバーを忘れてしまったので、靴の中は靴下までびっしょり。下りなのに時間がかかってしまって、奥鬼怒林道終点の川俣温泉まで降りてくるのに1時間以上もかかってしまいました。下りとはいえ、雨でスピードを上げられないので仕方ないのですが。。。
 
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【下りも慎重に…】
 
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【素堀り風のトンネル】
 
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【雨脚が強くなって土砂降りになっちゃったので…木陰で雨宿り】
 
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【やっと反対側の川俣温泉に到着。】
 
 
 
川俣温泉に着くと、いつの間にか雨もすっかり上がって青空とともに太陽が顔を出してきました。時刻も13時を過ぎて気温が上がってきたみたいで、暑い雨具を脱いで鬼怒川に沿って下っていきます。
途中、川俣ダムの川俣湖は大きく干上がっていて、赤茶けた湖底が姿を見せていました。桟橋につながれたボートも営業できないみたいです。やっぱり今年の夏の水不足は深刻そうですね…。
 
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【干上がった川俣ダム】
 
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【橋とトンネルを抜けて…】
 
 
 
鬼怒川に沿った下りから一転、栗山からは霧降高原に向けた登りにさしかかります。ここを超えれば待ちに待った天然氷のかき氷。ただ、標高差700mと20kmの道のりを残して16:00の閉店まであと2時間。山王峠までは快調に登ってきたけど、予想外の大雨で大きく時間をとられてしまったので、あんまり時間に余裕はありません。ここまで距離70km、獲得標高もすでに1,500mを超えているので、脚も重たくなってきているのですが…ここでタイムオーバーでは絶対後悔するので、気合いを入れ直して登っていきます。。。
 
大笹牧場のソフトクリームは次にとっておいて、途中8%以上の急勾配も気合いで登り切り…15:30過ぎに標高1,430mの六方沢橋に到着。ここまで来れば、あとは下るだけ。キスゲ平のニッコウキスゲも昨年見たのでここは花より団子…もといかき氷!と、一気に下って、無事に日光チロリン村の「カフェ・アウル」に到着。閉店間際でもお客さんはいっぱいで、カウンターで注文すると、1時間待ちとのこと…[バッド(下向き矢印)]
 
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【大笹牧場のソフトクリームも、今日はパス】
 
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【勾配8.8%!終盤にコレはちょっとキツい。。。】
 
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【霧降高原道路最高標高の六方沢橋に到着、あとは下るだけ!】
 
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【キスゲ平のニッコウキスゲも見頃だけど…】
 
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【やっと着いた日光チロリン村の「カフェ・アウル」、天然氷かき氷は1時間待ち。。。】
 
 
 
1時間待って出てきたかき氷は、頭がキーンと痛くならない不思議な美味しさ。氷が均質で、細かく削ってもすぐには溶けないので、かなり薄くかいてあるようです。綿あめのように舌の上ですっと溶けていく食感…栃木県名産とちおとめのシロップと相まって、まさしく異次元の味。こんなの食べたら、ほかでかき氷を食べられなくなっちゃいますね^^;
 
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【今までにかき氷とは比較にならない美味しさ、「四代目徳次郎」の天然氷を使った「カフェ・アウル」のかき氷】
 
 
 
天然氷のかき氷を堪能したあとは、途中の日帰り温泉で汗を流して、朝来た東武日光駅に戻ってきました。駅前でさくっと輪行して、あとは東武電車で草加駅まで…。結局、距離約100km、獲得標高2,300mの旅でした。なかなかハードな道のりだったけど、これだけひんやり美味しいスイーツがあるなら頑張れるかなと^^
 
今回のルートはこちら↓

 

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tochi

なかなかいいコースですね
栗山に抜けるコースは、行く人少ないですね
by tochi (2013-08-12 05:53) 

うかG

> tochiさん
獲得標高はちょっとキツめの奥日光周遊コースですが、走り応えはありますね。
観光客いっぱいの日光とは打って変わって、平家落人ゆかりの集落をつなぐ道…とっても趣があります。

僕としてはお気に入りのコースです^^。
by うかG (2013-09-03 06:51) 

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