上高地・乗鞍で夏も涼しく・・・【その3】 [自転車日記]
【その2からの続き】
翌朝、平湯温泉で目を覚ますと・・・外は突き抜けるような青空!これなら、乗鞍スカイラインのヒルクライムと乗鞍岳登山も、良い天気に恵まれそうです^^。
・・・平湯温泉の仮眠室で寝てたら、隣の方のイビキがうるさくて、ちょっと寝不足気味ではありますが。。。^^;
【乗鞍スカイラインからの絶景!・・・傾斜もキツいけど・・・^^;】
朝早く平湯温泉を出て、車で乗鞍スカイラインの入り口、標高1,684mの「平湯峠」へ。車からMTBを降ろして、1日ぶりに組み立てて・・・ヒルクライムの準備完了。今回は、畳平から乗鞍岳に登山する予定なので、ペダルはフラット、靴もいつものビンディングではなく富士山仕様の登山靴なのです。8:00過ぎにゲートのおじさんに軽く会釈して、雲上のスカイラインに向かって登り始めます。
ゲートの電光表示板で確認すると、頂上の「畳平」の気温は9度とのこと。まだ朝とはいえ、さすがにここから1,000m以上も上の標高2,700m超の世界は、まだまだ寒そうですね・・・^^;
【平湯峠で・・・いよいよ、ここから乗鞍スカイライン!】
【頂上の畳平は・・・気温9度!】
乗鞍スカイラインは、2003年から環境保護のためにマイカー規制されているので、ここを通れるのは、自転車の他はバスとタクシーくらい。ほとんど車を気にすることなく走れる、「自転車天国」なのです^^。
まあ、天国とはいっても、登りはそれなりにきつくて・・・右に左にカーブしながら、青空と雲の中に飛び込んでいくかのようにぐいぐいと高度を上げていきます。
しばらく登って、「夫婦松駐車場」で一休み。3年前は雲一つ無くて遠くの白山までくっきりと見えましたが・・・今年はちょっと雲がかかってますね。それでも、十分すぎるくらいの絶景なのですが^^。
【スカイラインのワインディング】
【青空に向かって・・・。】
【夫婦松駐車場から・・・残念ながら白山は見えず】
さらに登って、標高2,000mを超えたあたりで、穂高が見える小さな展望台が。ここは以前は展望台まで行けたのに、昨年あたりからロープが張られて入れなくなっちゃってるのですよね。案内板も骨組みしか残ってないし、マイカー規制で使われなくなっちゃったのでしょうか。
まあ、それはともかく・・・ここからは穂高がよく見えます^^。
【ジグザグで、さらに高度を上げて・・・】
【閉鎖されてるけど、穂高が見える小さな展望台】
さっきの展望台からもうちょっと登ると、「森林限界」を突破したみたいで、周りに背の高い木々がほとんど見えなくなりました。いかにも山岳道路といった風景で・・・スイスかカナダみたいにすっかり日本離れしてますね^^。
これまでも休み休み登ってきたけど、今日は何だか調子が出なくて・・・ここで地べたに座り込んで大休止。寝そべっても目の高さに雲が見えるというのは、2,000m超の標高ならでは。ちょっと手を伸ばせば、雲が綿アメみたいに食べられそうな^^。
【森林限界も突破して、日本離れした山岳風景】
【地面に寝そべっても、雲が目の高さ♪】
登るにつれて、スカイラインの景色は目まぐるしく変わっていきます。花畑の向こうに山々が見えたかと思えば、目の前に残雪が。もう7月中旬だというのに・・・暑い日々が続く関東近辺とはえらい違いですね。そう言えば、だんだんと肌寒くなってきたような。
【花畑の向こうに山々が・・・。】
【7月中旬だというのに、残雪が。。。】
この先、スカイラインはさらにぐねぐねと九十九折りを繰り返していきます。青空にむかって大きく弧を描いたかと思えば、8の字みたいにぐにゃりと曲がったり・・・。車なら一瞬のカーブなのでしょうけど、自転車ならゆっくりとワインディングを楽しめます。・・・いくら漕いでも先に進まないような気もするのですが^^;。
【今まで登ってきたワインディングと、その先にもバスが曲がる大カーブ】
【大空に大きな弧を描いて・・・。】
【8の字みたいにぐにゃりと曲がって】
ちょっと登ると、これまで見えた景色も見る角度が変わって、新たな感動があります。こういうところもやっぱり、脚を止めながらゆっくり登れる自転車の特権なのかなと。いや、進みたくても脚がなかなか動いてくれないのですけどね^^;
【森林限界突破の高山草原】
【もう少し上から、九十九折りの道路と】
【山岳風景をバックに・・・】
もう少し登って、標高2,600m付近で北側が開けた駐車場があったので、またまた大休止。ここからは穂高が正面にバッチリ見えます。3年前、6月中旬に来た時はまだまだ残雪がたくさんだったけど、谷筋に残る雪も趣があって良いですね。
この駐車場は登山道の入り口でおあるようで、見下ろすと尾根筋に道らしきものが続いていました。さすがに、ここからあんな道を歩いていく元気はないですが・・・^^;
【まだまだ登って。。。】
【穂高をバックに・・・。】
【尾根筋に続く登山道】
さらに登って、12時ちょっと前にようやく頂上の畳平(標高2,702m)に到着。さすがにここまで来ると、寒さが身にしみますね。ここはバスターミナルになっていて、バスやタクシーでここまで登ってきた人が乗鞍岳や魔王岳などに登る際の中継点にもなっています。
【目の前に広がる緑の絨毯】
【ここまで来れば・・・畳平まであと少し^^】
【まだ雪が残る「鶴が池」】
【到着!頂上の「畳平(標高2,702m)」】
汗をかいた服をさっと着替えて、お昼を食べて、午後は自転車を畳平に置いて、標高3,000mの乗鞍岳に向かって登山です^^。
【その4に続く】
翌朝、平湯温泉で目を覚ますと・・・外は突き抜けるような青空!これなら、乗鞍スカイラインのヒルクライムと乗鞍岳登山も、良い天気に恵まれそうです^^。
・・・平湯温泉の仮眠室で寝てたら、隣の方のイビキがうるさくて、ちょっと寝不足気味ではありますが。。。^^;
【乗鞍スカイラインからの絶景!・・・傾斜もキツいけど・・・^^;】
朝早く平湯温泉を出て、車で乗鞍スカイラインの入り口、標高1,684mの「平湯峠」へ。車からMTBを降ろして、1日ぶりに組み立てて・・・ヒルクライムの準備完了。今回は、畳平から乗鞍岳に登山する予定なので、ペダルはフラット、靴もいつものビンディングではなく富士山仕様の登山靴なのです。8:00過ぎにゲートのおじさんに軽く会釈して、雲上のスカイラインに向かって登り始めます。
ゲートの電光表示板で確認すると、頂上の「畳平」の気温は9度とのこと。まだ朝とはいえ、さすがにここから1,000m以上も上の標高2,700m超の世界は、まだまだ寒そうですね・・・^^;
【平湯峠で・・・いよいよ、ここから乗鞍スカイライン!】
【頂上の畳平は・・・気温9度!】
乗鞍スカイラインは、2003年から環境保護のためにマイカー規制されているので、ここを通れるのは、自転車の他はバスとタクシーくらい。ほとんど車を気にすることなく走れる、「自転車天国」なのです^^。
まあ、天国とはいっても、登りはそれなりにきつくて・・・右に左にカーブしながら、青空と雲の中に飛び込んでいくかのようにぐいぐいと高度を上げていきます。
しばらく登って、「夫婦松駐車場」で一休み。3年前は雲一つ無くて遠くの白山までくっきりと見えましたが・・・今年はちょっと雲がかかってますね。それでも、十分すぎるくらいの絶景なのですが^^。
【スカイラインのワインディング】
【青空に向かって・・・。】
【夫婦松駐車場から・・・残念ながら白山は見えず】
さらに登って、標高2,000mを超えたあたりで、穂高が見える小さな展望台が。ここは以前は展望台まで行けたのに、昨年あたりからロープが張られて入れなくなっちゃってるのですよね。案内板も骨組みしか残ってないし、マイカー規制で使われなくなっちゃったのでしょうか。
まあ、それはともかく・・・ここからは穂高がよく見えます^^。
【ジグザグで、さらに高度を上げて・・・】
【閉鎖されてるけど、穂高が見える小さな展望台】
さっきの展望台からもうちょっと登ると、「森林限界」を突破したみたいで、周りに背の高い木々がほとんど見えなくなりました。いかにも山岳道路といった風景で・・・スイスかカナダみたいにすっかり日本離れしてますね^^。
これまでも休み休み登ってきたけど、今日は何だか調子が出なくて・・・ここで地べたに座り込んで大休止。寝そべっても目の高さに雲が見えるというのは、2,000m超の標高ならでは。ちょっと手を伸ばせば、雲が綿アメみたいに食べられそうな^^。
【森林限界も突破して、日本離れした山岳風景】
【地面に寝そべっても、雲が目の高さ♪】
登るにつれて、スカイラインの景色は目まぐるしく変わっていきます。花畑の向こうに山々が見えたかと思えば、目の前に残雪が。もう7月中旬だというのに・・・暑い日々が続く関東近辺とはえらい違いですね。そう言えば、だんだんと肌寒くなってきたような。
【花畑の向こうに山々が・・・。】
【7月中旬だというのに、残雪が。。。】
この先、スカイラインはさらにぐねぐねと九十九折りを繰り返していきます。青空にむかって大きく弧を描いたかと思えば、8の字みたいにぐにゃりと曲がったり・・・。車なら一瞬のカーブなのでしょうけど、自転車ならゆっくりとワインディングを楽しめます。・・・いくら漕いでも先に進まないような気もするのですが^^;。
【今まで登ってきたワインディングと、その先にもバスが曲がる大カーブ】
【大空に大きな弧を描いて・・・。】
【8の字みたいにぐにゃりと曲がって】
ちょっと登ると、これまで見えた景色も見る角度が変わって、新たな感動があります。こういうところもやっぱり、脚を止めながらゆっくり登れる自転車の特権なのかなと。いや、進みたくても脚がなかなか動いてくれないのですけどね^^;
【森林限界突破の高山草原】
【もう少し上から、九十九折りの道路と】
【山岳風景をバックに・・・】
もう少し登って、標高2,600m付近で北側が開けた駐車場があったので、またまた大休止。ここからは穂高が正面にバッチリ見えます。3年前、6月中旬に来た時はまだまだ残雪がたくさんだったけど、谷筋に残る雪も趣があって良いですね。
この駐車場は登山道の入り口でおあるようで、見下ろすと尾根筋に道らしきものが続いていました。さすがに、ここからあんな道を歩いていく元気はないですが・・・^^;
【まだまだ登って。。。】
【穂高をバックに・・・。】
【尾根筋に続く登山道】
さらに登って、12時ちょっと前にようやく頂上の畳平(標高2,702m)に到着。さすがにここまで来ると、寒さが身にしみますね。ここはバスターミナルになっていて、バスやタクシーでここまで登ってきた人が乗鞍岳や魔王岳などに登る際の中継点にもなっています。
【目の前に広がる緑の絨毯】
【ここまで来れば・・・畳平まであと少し^^】
【まだ雪が残る「鶴が池」】
【到着!頂上の「畳平(標高2,702m)」】
汗をかいた服をさっと着替えて、お昼を食べて、午後は自転車を畳平に置いて、標高3,000mの乗鞍岳に向かって登山です^^。
【その4に続く】
う~ん登山靴でヒルクライム・・・・・
さすがうかGさん!
ツワモノです・・・・
by 鈴虫 (2010-08-16 14:06)
>鈴虫さん
登山靴でヒルクライム・・・実は馴れてるのです。
冬の凍結路をスパイクタイヤで走る時、SPDシューズでは滑って危ないので・・・。
この日は靴をもう1足背負っていくより、楽だと思ったのです^^。
by うかG (2010-08-17 01:35)