磐梯吾妻スカイラインの紅葉は、ちょうど見頃でした! [自転車ツーリング]
昨日10月4日(土)は、福島の磐梯吾妻スカイラインに紅葉サイクリングに行ってきました。
今年は夏も涼しめだったせいか、秋の紅葉の進みも早いのだそうで。標高約1,600mの「浄土平」では既に見頃を過ぎているところもあるとのこと。台風の影響もあって日曜日の天気は大きく崩れそうなので、行くのは今日しかない!と、ロードバイクを担いで福島まで行ってきました。
そういえば、「ツールドさくらんぼ」での事故もあって、1,000m超のヒルクライムは実に5ヶ月ぶり。この間のしまなみでも亀老山の急傾斜を登り切れたし、大丈夫かなと思いつつも…どこまでフッカツできたか試してみようかなと。
ただ、やっぱり心配なのは天気。山の天気は変わりやすいし、せっかくの紅葉も青空の下で眺めたいものですが。。。
【磐梯吾妻スカイライン「天狗の庭」付近の紅葉!】
夜明け前の5時過ぎに最寄りの草加駅からロードバイクを輪行、東北新幹線と東北本線を乗り継いで8時頃に福島県の二本松駅に到着。心配していた天気も、今のところ青空が広がっていて大丈夫そう。駅前でロードバイクを組み立て、近くのコンビニで補給食を仕入れて、国道に沿ってまずは中腹の岳温泉、道の駅つちゆを目指します。
高湯温泉側と違ってそんなに急勾配はないけど、それなりの勾配が延々と続きます。春に来たときは勢いでコンパクトクランクのアウター50Tだけで登り切っちゃったけど、今回はさすがに途中でインナー34Tへ。それでも5ヶ月のブランクがあったのに登り切れたので、まぁまぁといったところでしょうか。
走り始めから1時間ほどで岳温泉に、さらに30分ほどで道の駅土湯に到着。天気は晴れたり曇ったりだけど、吾妻山の方には雲がかかっています。この先は雲の中かもしれませんね。。。
【天気は…大丈夫そう?】
【中腹の岳温泉】
【のどかな農村風景】
【「道の駅つちゆ」から…吾妻山には雲がかかってるね…。】
道の駅つちゆからはまた国道に沿って走り、途中から旧道へ。登るにつれて紅葉も進んできて、この先の風景に期待が高まりますが、だんだんと雲が増えてきて…不安が的中していまいそうです。。。
【ちょっと風が強い橋の上】
【旧道に入り、ちょっと見上げると紅葉が】
【天気がちょっと心配だけど。。。】
【標高1,200m、このあたりはもう見頃かも】
写真撮りながらゆっくり登って、12時前に土湯峠の磐梯吾妻スカイライン入り口に到着。以前は有料道路だったので料金所のゲートがあったけど、今は何もないのでそのまま素通り。もともと有料道路だっただけあって、2車線のキレイな道が続きます。もっとも、ところどころにひび割れがあるのは震災の影響でしょうか…。
スカイラインに入ってまもなく雲に覆われ、その後もずっと雲の中。紅葉はキレイなんだけど、曇ってると写真を撮っても今ひとつ鮮やかさが再現できないのです。撮り直ししているうちに時間がかかって…いや決して登りで脚が疲れたわけではないのですが^^;
【土湯峠のゲート、ここからスカイライン!】
【はじめは晴れてたけれど…】
【そのうち曇り空に】
【ジグザグのスカイライン】
【遠くに桧原湖や小野川湖などが見える吾妻八景「湖見峠」】
曇ってるだけならまだ良いけど、そのうち霧も出てきて…寒くなってきたのでウィンドブレーカーを着込んでいると、通りかかった地元の自転車乗りの方も「コレは向こうで雨降ってるかもしれないね」とのこと。
先行きに不安を覚えながらも頑張って登っていくと、だんだんと霧も晴れてきて…どうやら雨中サイクリングは避けられた模様^^;。
【分厚い雲はなかなか取れそうもなくて…】
【そのうち、霧までもが…T_T】
春先には「雪の回廊」ができる標高1,622mの最高標高点を過ぎると、あとは下り勾配。色づく木々の間を抜けると、白い噴煙を上げる一切経山が見えてきます。さらに下れば、大きな駐車場のある「浄土平」。このあたりの紅葉はピークを過ぎたという話でしたが、見たところまだ楽しめそう。
お昼も過ぎてお腹すいてたので、浄土平レストハウスのレストランで、地元産の食材を使った「えごま豚丼」を。お腹もいっぱいになったところで、後半戦の下りへと突入!
【標高1,622mの最高点。ここからは下り!】
【色づく木々の間からは、噴煙上がる一切経山】
【浄土平まで下りきると、黄色く色づいた木々が増えたかな?】
【浄土平は高山植物の宝庫】
【小さな池塘も】
【吾妻小富士への遊歩道には人がたくさん】
【浄土平レストハウスで一休み】
【今日の昼食は「えごま豚丼」!】
お腹を満たしたあとは、高湯温泉方面への下り。毎度ながら、木々の生えない火山ガス噴出地帯の殺伐とした風景は、ここは人が来てはいけないところなんじゃないかという畏れのようなものを感じますね。相変わらず「火山ガス発生のため駐停車禁止」の立て札が建っていますが、今日は風が強いせいかあまりガスの臭いを感じないような…それでも遮るものがない自転車が危険なことには変わりないので、さっさと走り抜けます。。。
【毎度ながら、「ここは火星か?」と思いたくなる風景】
【火山ガス発生のため、駐停車禁止!】
【景色に見とれてると…危険、危険!】
さらに下っていくと…標高約1,300mの吾妻八景「天狗の庭」付近では木々の色づきがさらに鮮やかに。でも、せっかくの紅葉なんだけど、曇ってる中で写真を撮ると、鮮やかな赤が暗くくすんで見えてしまって…。自分の腕が足りないのもあるんだろうけど、「観たとおりに撮れない」もどかしさは、何とも辛いものがありますね。。。
30分ほど天気が回復するのを待ったけど…だんだん冷えてきたし、雲は途切れそうもないのであきらめ、麓に向けてダウンヒルを再開します。。。
【ここが今日の一番?の吾妻八景「天狗の庭」付近】
【晴れてればもっと鮮やかに撮れるんだろうけど…僕の腕ではこれが精一杯】
もう少し下って、「つばくろ谷」に架かる不動沢橋では、大きなカメラを抱えた人がたくさん。ここも紅葉の名所だけど、このあたりの紅葉はもう一週間くらい先が見頃かな?
【つばくろ谷に架かる不動沢橋には、カメラマンがたくさん】
【下の方に見える小さな滝】
そのまま紅葉のスカイラインを快適に下りきって、高湯温泉へ。毎回訪れる公衆浴場「あったか湯」は、真っ白な硫黄泉の濁り湯が湯量豊かに源泉掛け流し。今日の筋肉疲労と、日々の心の疲れをあわせて癒してくれます。。。
【真っ白な硫黄泉の濁り湯が源泉掛け流しの公衆浴場「あったか湯」】
【そばにある公園には、同じお湯が流れる足湯が】
濁り湯温泉で身も心もホカホカになったあとは、そのまま道沿いに駆け下りて…福島駅で輪行。新幹線に乗り込んで、地元の草加駅まで3時間ほどで帰ってきました。温泉で染みついた硫黄の臭いのせいか、隣に座ったお客さん達が僕から距離を置いていたような気もしましたが。。。^^;
【福島駅への途中で、振り返るとキレイな夕日。あぁ、スカイラインでも晴れてくれれば。。。】
↓今回のコースはこちら
今年は夏も涼しめだったせいか、秋の紅葉の進みも早いのだそうで。標高約1,600mの「浄土平」では既に見頃を過ぎているところもあるとのこと。台風の影響もあって日曜日の天気は大きく崩れそうなので、行くのは今日しかない!と、ロードバイクを担いで福島まで行ってきました。
そういえば、「ツールドさくらんぼ」での事故もあって、1,000m超のヒルクライムは実に5ヶ月ぶり。この間のしまなみでも亀老山の急傾斜を登り切れたし、大丈夫かなと思いつつも…どこまでフッカツできたか試してみようかなと。
ただ、やっぱり心配なのは天気。山の天気は変わりやすいし、せっかくの紅葉も青空の下で眺めたいものですが。。。
【磐梯吾妻スカイライン「天狗の庭」付近の紅葉!】
夜明け前の5時過ぎに最寄りの草加駅からロードバイクを輪行、東北新幹線と東北本線を乗り継いで8時頃に福島県の二本松駅に到着。心配していた天気も、今のところ青空が広がっていて大丈夫そう。駅前でロードバイクを組み立て、近くのコンビニで補給食を仕入れて、国道に沿ってまずは中腹の岳温泉、道の駅つちゆを目指します。
高湯温泉側と違ってそんなに急勾配はないけど、それなりの勾配が延々と続きます。春に来たときは勢いでコンパクトクランクのアウター50Tだけで登り切っちゃったけど、今回はさすがに途中でインナー34Tへ。それでも5ヶ月のブランクがあったのに登り切れたので、まぁまぁといったところでしょうか。
走り始めから1時間ほどで岳温泉に、さらに30分ほどで道の駅土湯に到着。天気は晴れたり曇ったりだけど、吾妻山の方には雲がかかっています。この先は雲の中かもしれませんね。。。
【天気は…大丈夫そう?】
【中腹の岳温泉】
【のどかな農村風景】
【「道の駅つちゆ」から…吾妻山には雲がかかってるね…。】
道の駅つちゆからはまた国道に沿って走り、途中から旧道へ。登るにつれて紅葉も進んできて、この先の風景に期待が高まりますが、だんだんと雲が増えてきて…不安が的中していまいそうです。。。
【ちょっと風が強い橋の上】
【旧道に入り、ちょっと見上げると紅葉が】
【天気がちょっと心配だけど。。。】
【標高1,200m、このあたりはもう見頃かも】
写真撮りながらゆっくり登って、12時前に土湯峠の磐梯吾妻スカイライン入り口に到着。以前は有料道路だったので料金所のゲートがあったけど、今は何もないのでそのまま素通り。もともと有料道路だっただけあって、2車線のキレイな道が続きます。もっとも、ところどころにひび割れがあるのは震災の影響でしょうか…。
スカイラインに入ってまもなく雲に覆われ、その後もずっと雲の中。紅葉はキレイなんだけど、曇ってると写真を撮っても今ひとつ鮮やかさが再現できないのです。撮り直ししているうちに時間がかかって…いや決して登りで脚が疲れたわけではないのですが^^;
【土湯峠のゲート、ここからスカイライン!】
【はじめは晴れてたけれど…】
【そのうち曇り空に】
【ジグザグのスカイライン】
【遠くに桧原湖や小野川湖などが見える吾妻八景「湖見峠」】
曇ってるだけならまだ良いけど、そのうち霧も出てきて…寒くなってきたのでウィンドブレーカーを着込んでいると、通りかかった地元の自転車乗りの方も「コレは向こうで雨降ってるかもしれないね」とのこと。
先行きに不安を覚えながらも頑張って登っていくと、だんだんと霧も晴れてきて…どうやら雨中サイクリングは避けられた模様^^;。
【分厚い雲はなかなか取れそうもなくて…】
【そのうち、霧までもが…T_T】
春先には「雪の回廊」ができる標高1,622mの最高標高点を過ぎると、あとは下り勾配。色づく木々の間を抜けると、白い噴煙を上げる一切経山が見えてきます。さらに下れば、大きな駐車場のある「浄土平」。このあたりの紅葉はピークを過ぎたという話でしたが、見たところまだ楽しめそう。
お昼も過ぎてお腹すいてたので、浄土平レストハウスのレストランで、地元産の食材を使った「えごま豚丼」を。お腹もいっぱいになったところで、後半戦の下りへと突入!
【標高1,622mの最高点。ここからは下り!】
【色づく木々の間からは、噴煙上がる一切経山】
【浄土平まで下りきると、黄色く色づいた木々が増えたかな?】
【浄土平は高山植物の宝庫】
【小さな池塘も】
【吾妻小富士への遊歩道には人がたくさん】
【浄土平レストハウスで一休み】
【今日の昼食は「えごま豚丼」!】
お腹を満たしたあとは、高湯温泉方面への下り。毎度ながら、木々の生えない火山ガス噴出地帯の殺伐とした風景は、ここは人が来てはいけないところなんじゃないかという畏れのようなものを感じますね。相変わらず「火山ガス発生のため駐停車禁止」の立て札が建っていますが、今日は風が強いせいかあまりガスの臭いを感じないような…それでも遮るものがない自転車が危険なことには変わりないので、さっさと走り抜けます。。。
【毎度ながら、「ここは火星か?」と思いたくなる風景】
【火山ガス発生のため、駐停車禁止!】
【景色に見とれてると…危険、危険!】
さらに下っていくと…標高約1,300mの吾妻八景「天狗の庭」付近では木々の色づきがさらに鮮やかに。でも、せっかくの紅葉なんだけど、曇ってる中で写真を撮ると、鮮やかな赤が暗くくすんで見えてしまって…。自分の腕が足りないのもあるんだろうけど、「観たとおりに撮れない」もどかしさは、何とも辛いものがありますね。。。
30分ほど天気が回復するのを待ったけど…だんだん冷えてきたし、雲は途切れそうもないのであきらめ、麓に向けてダウンヒルを再開します。。。
【ここが今日の一番?の吾妻八景「天狗の庭」付近】
【晴れてればもっと鮮やかに撮れるんだろうけど…僕の腕ではこれが精一杯】
もう少し下って、「つばくろ谷」に架かる不動沢橋では、大きなカメラを抱えた人がたくさん。ここも紅葉の名所だけど、このあたりの紅葉はもう一週間くらい先が見頃かな?
【つばくろ谷に架かる不動沢橋には、カメラマンがたくさん】
【下の方に見える小さな滝】
そのまま紅葉のスカイラインを快適に下りきって、高湯温泉へ。毎回訪れる公衆浴場「あったか湯」は、真っ白な硫黄泉の濁り湯が湯量豊かに源泉掛け流し。今日の筋肉疲労と、日々の心の疲れをあわせて癒してくれます。。。
【真っ白な硫黄泉の濁り湯が源泉掛け流しの公衆浴場「あったか湯」】
【そばにある公園には、同じお湯が流れる足湯が】
濁り湯温泉で身も心もホカホカになったあとは、そのまま道沿いに駆け下りて…福島駅で輪行。新幹線に乗り込んで、地元の草加駅まで3時間ほどで帰ってきました。温泉で染みついた硫黄の臭いのせいか、隣に座ったお客さん達が僕から距離を置いていたような気もしましたが。。。^^;
【福島駅への途中で、振り返るとキレイな夕日。あぁ、スカイラインでも晴れてくれれば。。。】
↓今回のコースはこちら
紅葉きれいですね~。
眺めも良いし、この道はぜひ自分の足で走ってみたいです。
by えすぷれそ (2014-10-08 23:48)