Cyber-shot DSC-TX5のレビュー。

先日購入した「Cyber-shot　DSC-TX5」ですが、先日ツーリングに持って行って、使ってみた感触をレビューしてみたいと思います。
　

【コンパクトでお手軽高画質な「Cyber-shot　TX5」】
　
　
　
　
　
この「Cyber-shot　TX5」は、マニュアル撮影を楽しむ「LX3」とは違って、基本的にオートでそのまま撮るカメラだと思うのですが、「おまかせオート撮影」モードにしたままで、そのままシャッターを切ればお手軽にキレイな写真が撮れます。前に使っていた「Cyber-shot　T9」では、光の当たり具合でホワイトバランスを「曇り」に切り替える必要があって、「オートホワイトバランス」はあまり使えなかったのですが、このあたりはだいぶ改善されているようです。その代わり、シャープネスやコントラスト、彩度などを調整する機能がないので、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。

あと、このカメラには電源、シャッター、ズームと再生以外にはボタンが無く、細かい操作は3.0インチ液晶のタッチパネルで行います。一応、グローブしたままでも反応してくれるけど、素手に比べればやっぱり押しにくくなります。
まあ、先述の通り「おまかせオート撮影」モードにしたままで、ほとんどの場面で満足のいく写真が撮れるので、あんまり気にしなくても良いのかもしれませんが。
　

【モードの切り替えなどはタッチパネルで操作】
　
　
　
あと、もう一つグローブをしていて気になったのが、電源スイッチを兼ねたレンズカバー。「Cyber-shot　T9」と違ってほとんど出っ張りが無いので、グローブしたままだとレンズカバーが滑ってスライドしにくいのです。これについては、レンズカバーに何かシールでも貼って、滑り止めにしてみようかと思ってます。

それから、電池の減りが意外と早いのも気になりますね。「LX3」だと、満充電しておけば終日のツーリングでも
電池の目盛りが減る事はなかったのに、「TX5」では、この間の半日の南会津ツーリングでも目盛りが一個減ってしまいました。泊まりがけで旅行に行くなら、充電器かスペアバッテリーを持って行った方が無難かと。


・・・と、マイナス面を先に書いてしまいましたが、それを補って有り余るくらいの良い点がたくさんあります。高感度な「裏面照射型CMOSセンサー」を装備している上に、写真を6枚高速連射し重ね合わせてノイズを低減する「手持ち夜景モード」があるので、暗所で適当にとっても、ほとんど手ぶれのない写真が撮れます。このあたり、同じカタチでも「手ぶれ補正」さえ付いてなかった「Cyber-shot　T1」からはえらい進化ですね＾＾。

　

【「手持ち夜景モード」で、夜でも手ぶれ無し!】

そして、このカメラで何よりも気に入っているのが、「スイングパノラマ」。カメラを横に振るだけで、高速連射した写真をカメラが自然につなぎ合わせてくれるので、最大258度ものパノラマ写真をカンタンに撮影することができます。視界の開けた峠や海沿いの道に行った時には、ホントに「見たままの景色」の写真を撮れちゃいます。「LX3」を持っていても、この機能だけで「TX5」を一緒に持って行きたくなりますね＾＾。
　

【お手軽にパノラマ写真「スイングパノラマ」】
　
　
　
それから、TX5はとってもコンパクトなので、常時携帯していても邪魔にならないのが嬉しいですね。
せっかくLX3が修理から帰ってきたので、これからのツーリングではLX3がメインにはなるけれど、「スイングパノラマ」撮るためにも一緒に持って行こうかと思ってます＾＾。