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寝台特急で、うどんと道後温泉としまなみと・・・【その3】 [自転車ツーリング]

【その2からの続き】
 
香川でうどんのお腹いっぱい堪能したあとは・・・丸亀駅で自転車を折り畳んで輪行、「特急いしづち」に乗って、今日の宿の道後温泉のある愛媛県の松山市へと向かいます。「万葉集」にも出てくるような、日本でもっとも古い温泉の一つ、道後温泉。この温泉に入るのが、今回の旅の目的の一つでもあります^^。
 
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[カメラ]道後温泉のシンボル、道後温泉本館】
 
 
 
 
 
丸亀駅から乗った特急「いしづち」は、予讃線に沿って快調に西へ。途中、海沿いすぐそばを走るところもあって、景色はバツグンでした。まあ、途中いつの間にか眠ってしまって、いつの間にか目的地に着いていましたが・・・^^;
・・・と、2時間ちょっと特急電車に揺られて、15時過ぎに愛媛県の松山駅に到着。ここからはまた自転車を組み立て、松山の市街を走って道後温泉を目指します。
 
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[カメラ]予讃線からの瀬戸内海の眺め】
 
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[カメラ]なかなかカッコイイ特急「いしづち」の車両】
 
 
 
松山の市街は路面電車が充実していて、市内を網羅している上に道後温泉までも松山駅前から直通。自転車出さなくても良かった気もするのですが・・・まあ、自分の足で市内探索したかったので^^。
松山の市電には、道後温泉が出てくる夏目漱石の「坊ちゃん」にちなんで、レトロな「坊ちゃん電車」も走っています。現在の編成は復元車両で、さすがに蒸気機関車ではないそうですが・・・それでも一度乗ってみたいものですね^^。
 
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[カメラ]松山市内で活躍する伊予鉄道の市電】
 
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[カメラ]垂直に交差する!?市電の線路】
 
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[カメラ]レトロで楽しそうな「坊ちゃん列車」】
 
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[カメラ]こんな最新鋭の路面電車も】
 
 
 
路面電車の線路に沿って自転車で走っていくと・・・左手の山の上に松山城が見えます。小高い山の上からは市内全域が見渡せそうで、軍事・政治的に機能的だったのでしょうね。もっとも、エレベーターもロープウェイもない時代、麓から登城するのは大変だったのでしょうが^^;
 
市内をブラブラしていると、「坊ちゃん」以上にNHKドラマの「坂の上の雲」ブームが盛り上がっていました。9年前に来た時には影形もなかったのですが・・・「秋山兄弟の生家」とか、「坂の上の雲記念館」とか・・・。
そう言えば、以前に「坂の上の雲」って、3巻くらいまで読んだけど、全部読み終えてなかった気がするなぁ・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
 
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[カメラ]日本三大平山城の一つ、松山城】
 
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[カメラ]秋山兄弟の生家にある、兄の秋山好古像】
 
 
 
市内をそのまま北東に5kmほど進み、路面電車の終着駅でもある、道後温泉駅に到着。夕暮れで逆光ですが・・・さっきの「坊ちゃん列車」も留まっていますね。人力車のお兄さんたちも忙しそうです。
背後で歓声が上がったので振り返ると・・・駅前のからくり時計がちょうど動き出したところでした。「坊ちゃん」のに沿って人形たちが物語を演じているようですね。ちょうど良い時に駅前に着いたみたいです^^。

温泉街を自転車をひいてとことこ歩いて・・・「道後温泉本館」前に到着。今日の宿は、道後温泉目の前の「ホテル パティオ・ドウゴ」。シティホテル並みの洋風の建物で、広めのダブルルーム素泊まり7,000円弱だけど、道後温泉本館の入浴券も付いてくるので結構お得^^。広いお部屋に折り畳んだ自転車を持ち込んで、浴衣と雪駄の温泉ルックに着替えて道後温泉にくり出しました[いい気分(温泉)]
 
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[カメラ]道後温泉駅と坊ちゃん列車と人力車】
 
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[カメラ]駅前の賑やかなからくり時計】
 
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[カメラ]到着、道後温泉本館[いい気分(温泉)]
 
 
 
入った温泉は、道後温泉本館の1階「神の湯」。以前に入った2階の「霊の湯」と違って庶民的な共同浴場、といった感じだけど、とってもいいお湯でした[るんるん]
本館を出て振り返ると、キレイなお月様がちょうどあがったところ。満月はちょっと過ぎちゃったけど、十分な名月。100年以上も前に造られた道後温泉本館の上のお月様は、何だか趣がありますね^^。
 
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[カメラ]夜の道後温泉本館と、キレイなお月様】
 
 
 
温泉を出たあとは、夜の温泉街をブラブラ。まずは明日走るしまなみ海道の生口島に本店がある、「ドルチェ」のジェラート。今日選んだ「瀬戸田夏みかん」は、風呂上がりにピッタリな爽やかな味。コレは明日の本店も楽しみですね^^。本館横の広場には坊ちゃんの登場人物たちの像が建っていましたが・・・坊ちゃんやマドンナより、教頭赤シャツに目が行きました^^;
そのまま駅まで歩くと・・・レトロな駅舎と坊ちゃん列車。後ろにマンションの灯りとか無ければ、もっと良かったんですけどね・・・この時間でも人力車のお兄さんたちは大忙しでした[あせあせ(飛び散る汗)]
 
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[カメラ]「ドルチェ」の夏みかんジェラート】
 
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[カメラ]広場には、坊ちゃんファミリーの像】
 
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[カメラ]レトロな駅舎と坊ちゃん列車】
 
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[カメラ]人力車のお兄さんたちは、夜も大忙し】
 
 
 
駅からの帰り道で、「射的」の看板を見つけて横道に入ってみると・・・昔懐かしい射的の夜店がありました。皆なかなか当たらない様子でしたが、銃の持ち方が直立してライフルみたいな両手持ち。それじゃ違うんだよな~と、300円払って僕も挑戦。コルク銃を片手に持って、台から乗り出して・・・何とか6発中1発命中。景品に、「メタルキングの剣」をゲットしました。まぁ、ただのビニール風船の剣なんですけどね^^;。
僕のあとにはお年を召した方々もやってきて、なかなかお上手に的に当てていました。やっぱりこういうのは、昔やってた人の方が上手いものですね。僕も含めて^^。
 
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[カメラ]昔懐かしい、夜店の射的】
 
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[カメラ]「メタルキングの剣」GET^^】
 
 
 
浴衣の帯に剣を差したままホテルに帰ってきて、ホテル1階のレストランで夕食。メニューは、せっかくだから地元の名物をと、「宇和島鯛めし」を注文。だしの中に卵を溶いて、そこに鯛の刺身を入れ、良くかき混ぜてからご飯にかけて・・・美味しくいただきました^^。
 
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[カメラ]美味しかった「宇和島鯛めし】
 
 
 
温泉と美味しご飯を味わったあとは、明日のしまなみ海道に備えて早めに就寝。明日も晴れると良いなぁ。。。
 
【その4に続く】
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鈴虫

讃岐うどん美味しそうです☆
しまなみ海道は私も一度行ってみたいと思ってます。上高地もそうでしたがうかGさんの行動力がうらやましいですー

by 鈴虫 (2010-10-12 09:10) 

うかG

>鈴虫さん
しまなみ海道、関東からだと距離があるけれど、「海の上を渡る感覚」は他では代え難いものがありますね。あとそれから、今回の旅で「讃岐うどん」の魅力も確認できたので・・・また来たいです~^^。

by うかG (2010-10-14 01:07) 

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