寝台特急で、うどんと道後温泉としまなみと・・・【その4】 [自転車ツーリング]
【その3からの続き】
さて、磐梯吾妻スカイラインの紅葉見物で少し間が開いてしまいましたが、9月後半の瀬戸内の続きです。
初日の讃岐うどん巡りと道後温泉に続き、翌日はいよいよ「しまなみ海道」のサイクリング。道後温泉のホテルで午前6時前に目を覚ますと、外はいいお天気。9年ぶりのしまなみ海道だけど、今回もサイクリング日和に恵まれそうです
【美しい斜張橋の「多々羅大橋」】
昨晩は盗難防止を兼ねて自転車を折り畳んで輪行袋に入れたまま部屋に持ち込んでいたので、ホテルをチェックアウト後そのまま袋ごと担いで温泉街を歩き、道後温泉駅へ。6:40発の路面電車に乗って、松山駅へと向かいます。昨日は自転車の自走で来たので、今朝も早朝の市内を自転車で疾走!でも良かったのですが、久々に路面電車に乗ってみたかったので^^。
1両編成の電車は、道路の真ん中を車といっしょにのんびりと進んで・・・10分ほどで松山駅に到着。ここからは予讃線の特急電車に乗り換え、しまなみ海道に近い今治駅を目指します。車内で食べる朝ご飯は、松山駅で買った「松山鮨」弁当。パッケージには地元ゆかりの正岡子規、夏目漱石、高浜虚子が描かれていて、海の幸いっぱいで「うまいぞなもし」でした
【のんびり走る早朝の松山市電】
【予讃線の特急の車内で・・・駅弁「松山鮨」】
1時間ほど電車に揺られて8時頃今治駅に到着、コンビニでドリンクや補給食を買い込んで、自転車をさくっと組み立て、いよいよしまなみ海道へと走り出します。
海に向かってしばらく走っていくと、頭上に巨大な構造物が見えてきます。しまなみ最南端の橋、「来島海峡大橋」ですね。自動車道路のほか、自転車歩行者道や原付バイク専用道の取り付き道路が整備されていて、高速道路のインターチェンジみたいです。早く渡りたいというはやる気持ちを抑えて、まずは橋のそばにあるサイクリングターミナル「サンライズ糸山」に寄ります。ここでは、「しまなみサイクリングクーポン」が販売されていて、コレを購入するとしまなみ海道全線の自転車通行料が半額の250円に。無人の料金所で小銭を探す手間を省けて、さらにしまなみ海道沿線での使節用割引クーポンも付いていて、至れり尽くせり。本州側の尾道では尾道駅前の観光案内所などでも販売されているので、しまなみを自転車で渡る人には絶対にオススメなのです^^。
【今治側のサイクリングターミナル「サンライズ糸山」】
【通行料半額で沿線施設の割引も付いた「しまなみサイクリングクーポン」】
さて、クーポンの購入をすませて、来島海峡大橋へと登り始めます。サイクリングロードの道標を見ると、本州の尾道までは69.9km。長いような短いような・・・^^;
「瀬戸内海峡自転車道」の案内板の前で、9年前と同じように記念撮影したあと、自転車歩行者道のスロープを登っていきます。空に大きく弧を描きながら登っていく様は・・・まるで「空中回廊」といったところかと。登りは決して楽じゃないけど・・・ほかでは味わえない空中散歩の感覚は気分爽快なのです^^。
【本州の尾道までは69.9km。。。】
【9年前と同じく・・・記念撮影!】
【ここからは、自転車・歩行者と原付それぞれの専用道】
【大空に弧を描く空中回廊!】
空中回廊を登り切って、海面から70mほどの高さの来島海峡大橋の上に到着。ここからは、自動車と併走する専用道で海の上を渡っていきます。来島海峡大橋は、全長4kmにも及ぶ三連の吊り橋で、船も行き交う来島海峡を一気に渡っていきます。海風と潮の香りを浴びながら海上を自転車で走ると・・・気分爽快!。自動車なら登りもラクチンかもしれないけど、この爽快感は・・・自動車では絶対に味わえないものなんじゃないかと^^。
途中、大三大橋と第二大橋の境目がある「馬島」には島民専用のゲートがあって、そのまま車で降りることも出来るようです。橋の上から見える、芸予要塞のある「小島」はフェリーが連絡するのみ。たまたまルート上になった馬島とは差を感じてしまいますね・・・もちろん、騒音などもあるのでしょうが。
途中の料金所ではさっきのサイクリングクーポンを料金箱に投入して、ラクラク通過。9年前、小銭を毎度ジャラジャラ探していたのとは大違いです^^。
【気分爽快!来島海峡大橋の海上サイクリング】
【橋上からは、瀬戸内に浮かぶ島々と、それを結ぶフェリーが・・・】
【馬島に降りる、島民専用のゲート】
【サイクリングクーポンで、料金所もラクラク通過】
3つの橋で来島海峡を渡りきって、次の島、大島に到着。渡った先にある道の駅「よしうみいきいき館」で一休みして、国道に沿って次の橋を目指します。
海沿いだから、橋以外はアップダウンはないかな・・・と思いきや、国道は大島のど真ん中を横切っていくので、思いの外に登りがあります。レンタサイクルでしまなみ横断に挑戦している家族連れもいましたが、ややキツイ登りに苦労している様子でした。
それから・・・大島を走っている途中で風が強くなってきて・・・。だんだん走りづらくなってきました。橋は身体を起こした姿勢で走る折りたたみ自転車なので、いつもより風の影響を受けやすいのです・・・T_T。
それでも何とか、来島海峡大橋から大島の島内を12kmほど走り抜けて・・・次の橋、「伯方・大島大橋」に到着。小さな「見近島」を経由して、「伯方の塩」で有名な伯方島へと渡ります。。。
【道の駅「よしうみいきいき館」】
【国道で、大島の真ん中を突っ切って・・・】
【次の橋、「伯方・大島大橋」で伯方島へ・・・】
伯方・大島大橋には「横風注意」の吹き流しが付いていて、強い横風に大きくなびいていました^^。横風に注意しながら橋を渡って・・・渡った先にある道の駅「伯方S・Cパーク」に立ち寄り。ここではお楽しみの「伯方の塩ソフト」。塩味がほんのりと効いたソフトクリームは、強い風に疲れた身体の疲労回復に、熱中症予防の塩分補給も出来て一石二鳥?サイクリングクーポンで50円割引が効いて、さらにお得でした^^。
【横風注意!の伯方・大島大橋】
【塩味がほんのり効いて美味しい「伯方の塩ソフト」】
伯方の塩ソフトを美味しく頂いたあとは、伯方島の海沿いを3kmちょっと走って、次の「大三島橋」へ。今までの長大吊り橋に比べるとなんの変哲もないアーチ橋だけど、しまなみで一番最初に出来た橋で、完成した昭和54年当時は最長のアーチ支間だったそうです。技術の進歩は早いのですね・・・。
さらにそのあと、渡った先の大三島の海沿いを5kmほど走って・・・斜張橋が美しい「多々羅大橋」のたもとにある道の駅「多々羅しまなみ公園」に到着。もうお昼近くなってお腹も空いてきたので、ここで大休止して昼食。午後のしまなみ後半戦に備えます・・・。
【大三島橋の自転車道入り口】
【アーチ橋の大三島橋】
【しまなみで一番最初に出来た大三島橋】
【大三島の海岸沿いを走って・・・次に見える多々羅大橋】
【斜張橋が美しい、多々羅大橋】
【その5に続く】
さて、磐梯吾妻スカイラインの紅葉見物で少し間が開いてしまいましたが、9月後半の瀬戸内の続きです。
初日の讃岐うどん巡りと道後温泉に続き、翌日はいよいよ「しまなみ海道」のサイクリング。道後温泉のホテルで午前6時前に目を覚ますと、外はいいお天気。9年ぶりのしまなみ海道だけど、今回もサイクリング日和に恵まれそうです
【美しい斜張橋の「多々羅大橋」】
昨晩は盗難防止を兼ねて自転車を折り畳んで輪行袋に入れたまま部屋に持ち込んでいたので、ホテルをチェックアウト後そのまま袋ごと担いで温泉街を歩き、道後温泉駅へ。6:40発の路面電車に乗って、松山駅へと向かいます。昨日は自転車の自走で来たので、今朝も早朝の市内を自転車で疾走!でも良かったのですが、久々に路面電車に乗ってみたかったので^^。
1両編成の電車は、道路の真ん中を車といっしょにのんびりと進んで・・・10分ほどで松山駅に到着。ここからは予讃線の特急電車に乗り換え、しまなみ海道に近い今治駅を目指します。車内で食べる朝ご飯は、松山駅で買った「松山鮨」弁当。パッケージには地元ゆかりの正岡子規、夏目漱石、高浜虚子が描かれていて、海の幸いっぱいで「うまいぞなもし」でした
【のんびり走る早朝の松山市電】
【予讃線の特急の車内で・・・駅弁「松山鮨」】
1時間ほど電車に揺られて8時頃今治駅に到着、コンビニでドリンクや補給食を買い込んで、自転車をさくっと組み立て、いよいよしまなみ海道へと走り出します。
海に向かってしばらく走っていくと、頭上に巨大な構造物が見えてきます。しまなみ最南端の橋、「来島海峡大橋」ですね。自動車道路のほか、自転車歩行者道や原付バイク専用道の取り付き道路が整備されていて、高速道路のインターチェンジみたいです。早く渡りたいというはやる気持ちを抑えて、まずは橋のそばにあるサイクリングターミナル「サンライズ糸山」に寄ります。ここでは、「しまなみサイクリングクーポン」が販売されていて、コレを購入するとしまなみ海道全線の自転車通行料が半額の250円に。無人の料金所で小銭を探す手間を省けて、さらにしまなみ海道沿線での使節用割引クーポンも付いていて、至れり尽くせり。本州側の尾道では尾道駅前の観光案内所などでも販売されているので、しまなみを自転車で渡る人には絶対にオススメなのです^^。
【今治側のサイクリングターミナル「サンライズ糸山」】
【通行料半額で沿線施設の割引も付いた「しまなみサイクリングクーポン」】
さて、クーポンの購入をすませて、来島海峡大橋へと登り始めます。サイクリングロードの道標を見ると、本州の尾道までは69.9km。長いような短いような・・・^^;
「瀬戸内海峡自転車道」の案内板の前で、9年前と同じように記念撮影したあと、自転車歩行者道のスロープを登っていきます。空に大きく弧を描きながら登っていく様は・・・まるで「空中回廊」といったところかと。登りは決して楽じゃないけど・・・ほかでは味わえない空中散歩の感覚は気分爽快なのです^^。
【本州の尾道までは69.9km。。。】
【9年前と同じく・・・記念撮影!】
【ここからは、自転車・歩行者と原付それぞれの専用道】
【大空に弧を描く空中回廊!】
空中回廊を登り切って、海面から70mほどの高さの来島海峡大橋の上に到着。ここからは、自動車と併走する専用道で海の上を渡っていきます。来島海峡大橋は、全長4kmにも及ぶ三連の吊り橋で、船も行き交う来島海峡を一気に渡っていきます。海風と潮の香りを浴びながら海上を自転車で走ると・・・気分爽快!。自動車なら登りもラクチンかもしれないけど、この爽快感は・・・自動車では絶対に味わえないものなんじゃないかと^^。
途中、大三大橋と第二大橋の境目がある「馬島」には島民専用のゲートがあって、そのまま車で降りることも出来るようです。橋の上から見える、芸予要塞のある「小島」はフェリーが連絡するのみ。たまたまルート上になった馬島とは差を感じてしまいますね・・・もちろん、騒音などもあるのでしょうが。
途中の料金所ではさっきのサイクリングクーポンを料金箱に投入して、ラクラク通過。9年前、小銭を毎度ジャラジャラ探していたのとは大違いです^^。
【気分爽快!来島海峡大橋の海上サイクリング】
【橋上からは、瀬戸内に浮かぶ島々と、それを結ぶフェリーが・・・】
【馬島に降りる、島民専用のゲート】
【サイクリングクーポンで、料金所もラクラク通過】
3つの橋で来島海峡を渡りきって、次の島、大島に到着。渡った先にある道の駅「よしうみいきいき館」で一休みして、国道に沿って次の橋を目指します。
海沿いだから、橋以外はアップダウンはないかな・・・と思いきや、国道は大島のど真ん中を横切っていくので、思いの外に登りがあります。レンタサイクルでしまなみ横断に挑戦している家族連れもいましたが、ややキツイ登りに苦労している様子でした。
それから・・・大島を走っている途中で風が強くなってきて・・・。だんだん走りづらくなってきました。橋は身体を起こした姿勢で走る折りたたみ自転車なので、いつもより風の影響を受けやすいのです・・・T_T。
それでも何とか、来島海峡大橋から大島の島内を12kmほど走り抜けて・・・次の橋、「伯方・大島大橋」に到着。小さな「見近島」を経由して、「伯方の塩」で有名な伯方島へと渡ります。。。
【道の駅「よしうみいきいき館」】
【国道で、大島の真ん中を突っ切って・・・】
【次の橋、「伯方・大島大橋」で伯方島へ・・・】
伯方・大島大橋には「横風注意」の吹き流しが付いていて、強い横風に大きくなびいていました^^。横風に注意しながら橋を渡って・・・渡った先にある道の駅「伯方S・Cパーク」に立ち寄り。ここではお楽しみの「伯方の塩ソフト」。塩味がほんのりと効いたソフトクリームは、強い風に疲れた身体の疲労回復に、熱中症予防の塩分補給も出来て一石二鳥?サイクリングクーポンで50円割引が効いて、さらにお得でした^^。
【横風注意!の伯方・大島大橋】
【塩味がほんのり効いて美味しい「伯方の塩ソフト」】
伯方の塩ソフトを美味しく頂いたあとは、伯方島の海沿いを3kmちょっと走って、次の「大三島橋」へ。今までの長大吊り橋に比べるとなんの変哲もないアーチ橋だけど、しまなみで一番最初に出来た橋で、完成した昭和54年当時は最長のアーチ支間だったそうです。技術の進歩は早いのですね・・・。
さらにそのあと、渡った先の大三島の海沿いを5kmほど走って・・・斜張橋が美しい「多々羅大橋」のたもとにある道の駅「多々羅しまなみ公園」に到着。もうお昼近くなってお腹も空いてきたので、ここで大休止して昼食。午後のしまなみ後半戦に備えます・・・。
【大三島橋の自転車道入り口】
【アーチ橋の大三島橋】
【しまなみで一番最初に出来た大三島橋】
【大三島の海岸沿いを走って・・・次に見える多々羅大橋】
【斜張橋が美しい、多々羅大橋】
【その5に続く】
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