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紅葉の奥只見樹海ラインと尾瀬へ・・・【その3】 [自転車ツーリング]

【その2からの続き】
 
翌朝、檜枝岐温泉のますや旅館で6時前に起床。昨日の峠越えで身体はあちこち痛いけど・・・朝の露天風呂で心も体もスッキリ。空は曇りがちだけど・・・この分なら雨が降ってくる心配は無さそう^^。
朝食の代わりに、昨晩のうちに宿にお願いしておいたおにぎりをリュックに入れて、宿の裏の美味しい湧き水をボトルに詰めて・・・準備完了[るんるん]。今日は早朝から秋の尾瀬をハイキングしてきます。夏に行った上高地に続いて、実はこの尾瀬も初めての来訪。一度は来てみたかったので、とっても楽しみなのです^^
 
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[カメラ]紅葉の尾瀬ハイキング[るんるん]
 
 
 
 
 
尾瀬は自然保護のためにマイカー規制されていて、国道沿いの「御池」から尾瀬の福島側入り口の「沼山峠」まではバスしか通れません。今回は、尾瀬御池からだいぶ下ったところに宿をとったので、自転車は宿に預かってもらって、そのままバスで沼山峠まで登って行くことに。ちょうど、今回お世話になった「ますや旅館」は目の前にバス停があるので、とってもラクチンでした^^。
朝6:40、始発のバスに乗り込んで沼山峠へと向かいます・・・。
 
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[カメラ]「ますや旅館前」バス停から、バスで尾瀬へ!】
 
 
 
バスの車窓を眺めていると、狭い国道の道沿いは木々の色づきがかなり進んでいます。どちらかというとちょっと色あせはじめといった感じ。紅葉はいろいろな条件で色づき具合が変わってくるので、なかなか「ちょうど見頃」に巡り会うのはなかなか難しいですね。
御池から、狭い県道に沿ってしばらく行くと・・・何もないところでバスがいったん停車。何かと思ったら、眼下に真っ赤に染まった雄大なブナの原生林が広がっていました。バスの運転手さんの話では、紅葉の見頃は先週末あたりで、真っ赤な紅葉が素晴らしかったとのこと。確かに、よ~く見ると白い枝が若干目立ちますが・・・これでも十分見応えがありますね^^
 
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[カメラ]バスに揺られて・・・】
 
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[カメラ]眼下に広がる、雄大なブナの原生林!】
 
 
 
バスに揺られること40分ほど・・・7:20頃に終点の尾瀬沼山峠に到着。舗装された車道はここまでで、この先は登山道となります。峠には休憩所や売店があるけどさすがにまだ開いてなくて・・・トイレや準備を済ませて、登山口から登り始めます。
 
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[カメラ]バス終点の沼山峠】
 
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[カメラ]ここからは、いよいよ登山道!】
 
 
 
朝早いこともあって気温はやや低め。上はブレスサーモアンダーの上にジャージ、フリースを着込んでその上にウインドブレーカー。下は八分丈のクロップドパンツだけでは寒いので、自転車用のレッグウォーマーを。靴はハイキングに備えて登山靴を履いてきてるので安心。そのために、ここまでフラットペダルのMTBで走ってきたので^^。
周りを見ると、ダウンやら暖かな格好をしてる人やら普通の普段着っぽい人やらまちまち。尾瀬ハイキングを楽しむ方々は年齢層高めなのか、流行の「山ガール・森ガール」みたいな方はあまり見かけませんでしたが^^;
沼山峠バス停からはやや急な登りになっていて、15分ほどかけて100m弱登ると、沼山峠の展望台があって遠くに尾瀬沼が見下ろせます。展望台から先は一気に下って、大江湿原の平地へ。茶色く染まった草原の真ん中を木道がまっすぐ延びていって・・・「いかにも尾瀬らしい風景」が広がっています^^
 
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[カメラ]沼山峠の展望台から・・・見下ろす尾瀬沼】
 
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[カメラ]峠から下りた先の大江湿原で・・・まっすぐ延びていく木道】
 
 
 
木道に沿って大江湿原を歩いて行くと・・・目の前に尾瀬沼が見えてきました。振り返ると尾瀬のシンボル、燧ヶ岳も見えます。まだ朝早いこともあって人もまばらで、国立公園の大自然の中に僕一人・・・なんて贅沢な気分も味わえたり^^。
ビジターセンターで一息ついたあと、尾瀬沼を右手に眺めながらぐるっと一周回ることにします。
 
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[カメラ]大江湿原の先には尾瀬沼が】
 
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[カメラ]振り返ると、尾瀬のシンボル燧ヶ岳】
 
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[カメラ]尾瀬沼ビジターセンターで一休み】
 
 
 
尾瀬沼周辺は木々が鬱蒼としているところが多いのですが、時々視界が開けて正面に燧ヶ岳がバッチリと見えます^^。これが青空の下だったら・・・と思うと、曇りがちな天気がちょっと恨めしくも思えます。まぁそれでも、空気が美味しく気分爽快なのには変わらないのですが。
しばらく歩いて、尾瀬沼山荘のそばに尾瀬沼がよく見える見晴らしの良いベンチがあったので、宿で作ってもらったおにぎりを広げて朝ご飯。ずいぶん歩いてきた気がするけど、まだ朝9時前なのですね~。
そういえば、地名を示す標識を見てみると、いつの間にか栃木県に入っていました。歩いて東北地方から関東地方に入るなんて・・・何だか、もの凄いところを歩いているような気がしてきました^^;
 
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[カメラ]鬱蒼とした木々の間を、木道に沿って・・・】
 
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[カメラ]木々の間から、尾瀬沼越しに燧ヶ岳】
 
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[カメラ]尾瀬沼と燧ヶ岳を見ながら、宿のおにぎりで朝ご飯[るんるん]
 
 
 
尾瀬沼に沿ってさらに歩いて、途中で木の根っこを乗り越えたりしながら・・・尾瀬沼西端の沼尻平に到着。ここからさらに西へ2時間ほど歩くと、水芭蕉で有名な広大な湿原の「尾瀬ヶ原」へ行けるのですが・・・まだ午後には会津までの帰りの自転車が残ってるし、さすがに今回はパス。水芭蕉の咲く夏にでも、また訪れてみたいですね^^。

そのまま東に歩いて、尾瀬沼をぐるっと一周歩ききって、朝来た大江湿原の三本杉のところにに戻ってきました。
 
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[カメラ]尾瀬沼と燧ヶ岳】
 
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[カメラ]途中には、大きく張り出した木の根っこを乗り越えるようなところも・・・】
 
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[カメラ]新しく修復されたばかりの木道を歩いて・・・】
 
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[カメラ]朝来た大江湿原の三本杉に戻ってきました】
 
 
 
大江湿原からはまた沼山峠を越えて、沼山峠バス停前に12時ちょっと前に到着。軽いハイキングのつもりが13kmも歩いてしまいましたが・・・名残惜しいけれど尾瀬散策はこれにて終了。バスで檜枝岐村温泉のますや旅館まで戻って、午後は会津に向けて最後の自転車の行程です・・・。
 
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[カメラ]帰りのバスの車窓から・・・】
 
 
 
【その4に続く】
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コメント 2

Fuel

こんにちは
この板の回廊を見ると尾瀬って感じがしますね。
ブナの原生林素晴らしい!!
by Fuel (2010-12-02 12:23) 

うかG

>Fuelさん
そうですね~「遙かな尾瀬~♪」って感じで。
ブナの原生林は、カメラのファインダーに収まりきらないくらい広大でした・・・。
by うかG (2010-12-05 01:59) 

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