夏でも涼しい!木曽駒ヶ岳と恵那山登山記…【その1】 [登山記]
この前の週末の7月6日と7日、職場の登山仲間たちと中央アルプスの木曽駒ヶ岳と恵那山を登りに行ってきました。木曽駒ヶ岳は標高3,000m近い中央アルプスの最高峰、また恵那山も同じく日本百名山にその名を連ねる名峰。春の丹沢蛭ヶ岳に続き、今年2回目の「登山部」です
気になっていた天気予報も、週末に向かうにつれて好転。このまま持ってくれると良いのですが…。
【アイゼン装備で雪渓へ…】
今回の登山メンバーは、僕を含めて8人。新宿から始発の中央線特急スーパーあずさで長野県の茅野駅まで向かい、ワゴンのレンタカーに乗り換えて、木曽駒ヶ岳ふもとの菅の台バスセンターに到着。ここから先はマイカー規制のため路線バスに乗り換え、駒ヶ岳ロープウェイで標高2,612mの千畳敷へ。ロープウェイは秒速7mとなかなかの高速で、1,000m近い高低差をぐいぐいと登っていきます。
心配だった空模様は、やはり途中からポツポツと無情の雨が降ったりやんだり…。何とかこのまま持つことを信じて、木曽駒登山のスタート
【菅の台バスセンターにて、レンタカーからバスに乗り換え】
【しらび台駅からはロープウェイで。無情の雨が…】
【ロープウェイに乗り込んで…】
【ロープウェイには、僕らのような登山客のほか、普通の観光客の方も】
【ゴンドラから見下ろす、なかなかスリルある眺め】
ロープウェイで千畳敷駅に到着すると、肌寒さを感じる気温に3,000m近い高所であることを思い知らされます。外へ出てみると、霧で真っ白…細かな霧雨も降っている模様。念のため雨具を着て、あらためて山頂へ向けて出発。
ぬかるんだ登山道をしばらく歩くと、念願の雪渓が。青い空の下だと雪の白さがより際立つのでしょうが…平野部では30度を超える暑さの7月上旬でこれだけの雪渓が見られるだけで感動します^^。
【千畳敷駅を出ると、外は霧で真っ白。。。】
【木曽駒山頂に向けて、登山スタート】
【念願の雪渓!天気は残念だけど…】
しばらく登山道を歩くと、雪渓を横切るポイントに到達。おそるおそる足を踏み入れると…サクサクしていて案外足場もしっかりしています。平らな部分なら、普通の登山靴でも大丈夫そう。ただし、所々底なしのようにズボッとはまる穴があったり、右手を見るとそのまましたまで続く雪渓の斜面…注意して歩くに越したことはなさそうです。。。^^;
【雪渓を横切って…】
【谷の方を見ると、下まで続く雪の斜面が…】
雪渓を横切り、しばらくはなだらかな登山道が続いたけど、途中から山頂に向けてつづら折りの急勾配に。濡れて滑りやすい足下に気をつけながら慎重に登っていきます…。
しばらく登って、目の前にはまた雪渓が。しかも今度は急な斜面にそのまま雪が積もっているので、そのままの登山靴ではちょっと危なそう。そこで念のための「お守り」として持ってきた雪上歩行用のアイゼンを登山靴に装着。金属の爪が雪面にがっちり食い込むので、雪積もる急斜面でも面白いように登れます。土踏まず部分に付ける4本爪アイゼンでは、斜面でつま先に力が入らず厳しそうだったかも…重かったけど、6本爪の軽アイゼンを用意してきて正解でした^^;
【急斜面のつづら折り…】
【アイゼンを装備して、雪の斜面へ】
【雪の斜面はしばらく続いて…】
しばらく歩くと雪渓も終わりらしく、アイゼンを外してまたつづら折りの急斜面へ。さらに登って…標高2,850mの開けた地点「乗越浄土」に着いたところで、パラパラ降っていた雨が猛烈な豪雨に。せっかくのポイントで記念写真を撮る余裕もなく、近くの「宝剣山荘」へ避難。ここで昼食をとることにしました。途中まではたいした雨でもなかったので、僕は雨具の下をはかずに撥水パンツのままで済ましていたら、あまりの豪雨に靴の中までびしょびしょに…T_T。
皆それぞれ暖かい豚汁やカレーなどを注文し、持ってきたおにぎりなどと合わせて昼食を済ませたのですが、雨は勢い衰えることなく、やむなくこの先山頂までの登山を断念。登ってきたルートを引き返すことにしました…。
【雪渓をクリアし、アイゼンを外して再び急斜面の登山道を…】
【突然の豪雨に、宝剣山荘で雨宿りとお昼ご飯】
山頂まで行けないとはいえ、雨の中の下り道も気を抜けません。霧も出てて真っ白な視界の中、滑りやすい岩道を慎重に下って…雪渓を渡り、無事に千畳敷駅まで帰ってきました。
【木曽駒登頂を断念、帰り道も霧で真っ白…】
【雨で滑りやすい登山道を慎重に下って…】
【再び雪渓を横断して。。。】
駅に着いたあとはロープウェイで下るだけ…と思いきや、なんと悪天候のため運行停止中。天候回復までしばらくかかる見込みとのこと。ロープウェイが止まるくらいの天気、無理しなくて正解だったようですね。
喫茶室で時間をつぶし、運行再開を待って乗り込んだロープウェイからは、雲の切れ間からふもとの街の素晴らしい眺めが。帰りになってこんな景色が見えても…何とももどかしい気分になりますね^^;
【天候回復を待って、運行再開したロープウェイへ】
【下るロープウェイからの景色、雲の切れ間からふもとの街が…】
ロープウェイでしらび平まで降りたあとは、バスでバスターミナルまで戻り、レンタカーに乗り換えて今日の宿、「ホテル木曽路」へ。温泉で汗と汚れを流して、バイキングの夕食でお腹いっぱいにして、部屋で軽く宴会して…翌日に備えて遅くならないうちに就寝。
【今日の宿、「ホテル木曽路」の夕食バイキング】
【部屋で宴会…明日晴れますように】
木曽駒はちょっと残念だったけど、翌日は同じく百名山の恵那山へ登山の予定。天気予報を見るとちょっと微妙だけど…天候の回復を信じて、床につきます。。。
↓1日目の登山ルートはこちら
【その2に続く】
気になっていた天気予報も、週末に向かうにつれて好転。このまま持ってくれると良いのですが…。
【アイゼン装備で雪渓へ…】
今回の登山メンバーは、僕を含めて8人。新宿から始発の中央線特急スーパーあずさで長野県の茅野駅まで向かい、ワゴンのレンタカーに乗り換えて、木曽駒ヶ岳ふもとの菅の台バスセンターに到着。ここから先はマイカー規制のため路線バスに乗り換え、駒ヶ岳ロープウェイで標高2,612mの千畳敷へ。ロープウェイは秒速7mとなかなかの高速で、1,000m近い高低差をぐいぐいと登っていきます。
心配だった空模様は、やはり途中からポツポツと無情の雨が降ったりやんだり…。何とかこのまま持つことを信じて、木曽駒登山のスタート
【菅の台バスセンターにて、レンタカーからバスに乗り換え】
【しらび台駅からはロープウェイで。無情の雨が…】
【ロープウェイに乗り込んで…】
【ロープウェイには、僕らのような登山客のほか、普通の観光客の方も】
【ゴンドラから見下ろす、なかなかスリルある眺め】
ロープウェイで千畳敷駅に到着すると、肌寒さを感じる気温に3,000m近い高所であることを思い知らされます。外へ出てみると、霧で真っ白…細かな霧雨も降っている模様。念のため雨具を着て、あらためて山頂へ向けて出発。
ぬかるんだ登山道をしばらく歩くと、念願の雪渓が。青い空の下だと雪の白さがより際立つのでしょうが…平野部では30度を超える暑さの7月上旬でこれだけの雪渓が見られるだけで感動します^^。
【千畳敷駅を出ると、外は霧で真っ白。。。】
【木曽駒山頂に向けて、登山スタート】
【念願の雪渓!天気は残念だけど…】
しばらく登山道を歩くと、雪渓を横切るポイントに到達。おそるおそる足を踏み入れると…サクサクしていて案外足場もしっかりしています。平らな部分なら、普通の登山靴でも大丈夫そう。ただし、所々底なしのようにズボッとはまる穴があったり、右手を見るとそのまましたまで続く雪渓の斜面…注意して歩くに越したことはなさそうです。。。^^;
【雪渓を横切って…】
【谷の方を見ると、下まで続く雪の斜面が…】
雪渓を横切り、しばらくはなだらかな登山道が続いたけど、途中から山頂に向けてつづら折りの急勾配に。濡れて滑りやすい足下に気をつけながら慎重に登っていきます…。
しばらく登って、目の前にはまた雪渓が。しかも今度は急な斜面にそのまま雪が積もっているので、そのままの登山靴ではちょっと危なそう。そこで念のための「お守り」として持ってきた雪上歩行用のアイゼンを登山靴に装着。金属の爪が雪面にがっちり食い込むので、雪積もる急斜面でも面白いように登れます。土踏まず部分に付ける4本爪アイゼンでは、斜面でつま先に力が入らず厳しそうだったかも…重かったけど、6本爪の軽アイゼンを用意してきて正解でした^^;
【急斜面のつづら折り…】
【アイゼンを装備して、雪の斜面へ】
【雪の斜面はしばらく続いて…】
しばらく歩くと雪渓も終わりらしく、アイゼンを外してまたつづら折りの急斜面へ。さらに登って…標高2,850mの開けた地点「乗越浄土」に着いたところで、パラパラ降っていた雨が猛烈な豪雨に。せっかくのポイントで記念写真を撮る余裕もなく、近くの「宝剣山荘」へ避難。ここで昼食をとることにしました。途中まではたいした雨でもなかったので、僕は雨具の下をはかずに撥水パンツのままで済ましていたら、あまりの豪雨に靴の中までびしょびしょに…T_T。
皆それぞれ暖かい豚汁やカレーなどを注文し、持ってきたおにぎりなどと合わせて昼食を済ませたのですが、雨は勢い衰えることなく、やむなくこの先山頂までの登山を断念。登ってきたルートを引き返すことにしました…。
【雪渓をクリアし、アイゼンを外して再び急斜面の登山道を…】
【突然の豪雨に、宝剣山荘で雨宿りとお昼ご飯】
山頂まで行けないとはいえ、雨の中の下り道も気を抜けません。霧も出てて真っ白な視界の中、滑りやすい岩道を慎重に下って…雪渓を渡り、無事に千畳敷駅まで帰ってきました。
【木曽駒登頂を断念、帰り道も霧で真っ白…】
【雨で滑りやすい登山道を慎重に下って…】
【再び雪渓を横断して。。。】
駅に着いたあとはロープウェイで下るだけ…と思いきや、なんと悪天候のため運行停止中。天候回復までしばらくかかる見込みとのこと。ロープウェイが止まるくらいの天気、無理しなくて正解だったようですね。
喫茶室で時間をつぶし、運行再開を待って乗り込んだロープウェイからは、雲の切れ間からふもとの街の素晴らしい眺めが。帰りになってこんな景色が見えても…何とももどかしい気分になりますね^^;
【天候回復を待って、運行再開したロープウェイへ】
【下るロープウェイからの景色、雲の切れ間からふもとの街が…】
ロープウェイでしらび平まで降りたあとは、バスでバスターミナルまで戻り、レンタカーに乗り換えて今日の宿、「ホテル木曽路」へ。温泉で汗と汚れを流して、バイキングの夕食でお腹いっぱいにして、部屋で軽く宴会して…翌日に備えて遅くならないうちに就寝。
【今日の宿、「ホテル木曽路」の夕食バイキング】
【部屋で宴会…明日晴れますように】
木曽駒はちょっと残念だったけど、翌日は同じく百名山の恵那山へ登山の予定。天気予報を見るとちょっと微妙だけど…天候の回復を信じて、床につきます。。。
↓1日目の登山ルートはこちら
【その2に続く】
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