新緑のクリスタルライン [自転車ツーリング]
この間の日曜日の５／２０に、山梨県の林道「クリスタルライン」へ電車輪行でツーリングに行ってきました。もともとは車道最高標高の「大弛峠」とその先の「三国峠（山梨－埼玉）」へ行くつもりが・・・ちょいと事情があって、現地で急遽ルート変更。こういうことができるのも、目的地を途中でも変更できる電車輪行ならではということで･･･＾＾。
大弛峠と三国峠は、峠の先がダートになっているので、今回の自転車はいつものキャノンデールも２６インチのＭＴＢタイヤ＋ホイールで、ひさびさのトレイル仕様。昨年末の三重の多度山「雪中行軍」以来です＾＾。
まずは自宅の草加市から新宿駅まで20kmほど走って、南口駅前で輪行作業。そこから朝一番の特急「あずさ」で１時間半ほど、午前９時前に山梨の塩山駅へ。この日は好天もあってか、塩山駅前は大菩薩峠方面に向かうハイカー達でにぎわっていました。
塩山駅前から、県道・国道１４０号を経由して、まずは杣口林道へ。はじめの区間はぶどう畑と民家に囲まれたのどかな道路･･･に見えますが、写真の右側の民家と道路のつなぎ目を見ての通り、これがなかなかの激坂。７％超の直線的な登りが延々と続きます。。。
【ぶどう畑と延々登り坂】
しばらく登ると、途中「金桜神社」を通過して、１０時頃に標高900m付近の杣口林道の入口へ。塩山駅前がだいたい標高400mなので、いつもの「100m10分」のペース。ここからは道沿いの風景も開けてきて、時折雪をかぶった富士山が見えます。これでこの間クルマで行った三国峠のリベンジができました（笑）。
【杣口林道とくっきり富士山】
さらに登りは続き･･･途中までは順調に登っていたのに、脚が続かなくなってペースダウン。ダート用の太いＭＴＢタイヤのせいもあるけど、何だか今日は絶不調みたいです･･･orz。何度か休憩しながら、１２時ちょっと前に大弛峠への中間点、標高1,500mの金峰牧場に到着。ここで、ふもとで買ったおにぎりで昼食をとり、残り800mちょっとの登り！・・・と思ったら、目の前には通行止めのゲートが。どうやら、５月いっぱいまでは冬季通行止めらしいです。。。（＾＾；
【大弛峠方面はまだ冬季通行止め！】
まあ、事前に確認してこなかった自分が悪いのですが、正直言って、この日は調子が悪くてこれ以上登りは辛いなあ・・・と思っていたところなので、ある意味「助かった」とも思ったり＾＾；
・・・ということで、金峰牧場のところで左折して、クリスタルライン方面に向かうことにしました。ここからは下り基調で、標高1,350mの焼山峠へ。いや、延々の登りから解放されて助かりました＾＾
さらに軽いアップダウンを繰り返し、標高1,600mの乙女高原へ。新緑の木々の合間からは雪をかぶった南アルプスも時々見えて、景色もバツグン。１．５車線の道路が静かな白樺の森林の中を抜けるところもあり、いかにも高原道路といった感じで、気持ちよく走ることができました。
【新緑と雪をかぶった南アルプスの山々】
【白樺の森を抜けて･･･】
乙女高原を過ぎると、クリスタルラインは一気に下り基調になって、標高1,100mの黒平町へ。ここから1,650mの木賊峠まで、５００ｍの登り返しだけど･･･やっぱり登りで脚が止まってしまって、途中で大休止。道脇で自転車といっしょに寝そべると、澄み切った青空が広がっていました。
【新緑とスッキリ青空！】
結局、５００ｍの登り返しに休憩込みで２時間近くかかって、１５：３０に木賊峠到着。ここからは一気に下って、気持ちいい渓流沿いの「通仙峡」を通り、「増富ラジウム温泉」へ。ここには温泉旅館のほか気軽に入れる立ち寄り湯があるので、疲れを癒しに迷わず温泉へ＾＾。
【道路沿いの通仙峡】
【増富温泉「増富の湯」】
増富温泉は源泉の温度が低く、沸かした熱いお湯もあるけど、ぬるめのゆっくり源泉にはいるのが基本。・・・で、ゆっくりしていたらいつの間にか２時間以上も時間が経ってしまって、外はすっかり真っ暗。しかも、途中に通行止めで回り道があって、街灯もなくて道路も真っ暗。念のためブルベ装備のＬＥＤ３灯で来ていたので助かりました。。。＾＾；
【帰りの山道は真っ暗！】
で、ＪＲ韮崎駅に着いたのが２０：３０ごろ。さっと輪行支度をすませ、２１：００発の「スーパーあずさ」で新宿へ。運良く自由席と自転車を置くスペースを確保できたので、帰りは爆睡でした。。。
【韮崎駅前で輪行作業中！】
結局、この日のツーリングの結果は、走行距離126.8km、累積標高2,323m、平均速度16.7km/h、最高速度59.5km/h。新緑の中、とても気持ちいいツーリングとなりましたが、次はやっぱり、「大弛峠」に再挑戦したいところですね＾＾。
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