青天の乗鞍スカイライン・・・その1 [自転車ツーリング]
昨日の土曜日、標高2,000m超の「乗鞍スカイライン」に行ってきました。梅雨入り宣言も出されて、当分ツーリングもお預けかな~と思っていたら、金曜日あたりで天気予報が一転の快晴!で、愛知のHIDEJYさんのお誘いに乗って、初夏の乗鞍に行ってきました。
今回の乗鞍スカイラインは8月にヒルクライム大会が行われるエコーラインとは反対側。以前にも来られたHIDEJYさんのお話では、乗鞍岳を見上げながらひたすら登るエコーラインと違って、こちら側は穂高や白山を眺めながら登れるとのこと。また、数年前無料化された際にマイカーが規制されることになったのですが、自転車と歩行者は通してくれます。クルマはバスくらいしか通らないので、まさに「自転車天国」なのです^^。
夜明け前にクルマに自転車を詰め込み、乗鞍岳の北側のふもと、岐阜県の平湯峠(標高1,684m)に着いたのが9時過ぎ。空はホントにすっきり青天!先に到着されていたHIDEJYさんと一緒に、上空の頂上に向けて登っていきました。
【乗鞍スカイラインから見る穂高の山々】
登り出すと、いきなりの急坂。あまりのキツさに脚が止まりそうになりますが、途中で見える穂高の山々が登るにつれて角度を変えて様々な表情を見せてくれるので、頑張って登ろうという気になります。
登りはキツイのに、景色が良いし、気持ちいいし・・・HIDEJYさんも僕も、写真を何枚も撮りつつ、景色や自転車の話しをしながらぐいぐいと登っていきます。
【HIDEJYさんと穂高】
途中に白山が見える駐車場と展望台があったので、休憩を兼ねて記念撮影。ここから白山までは結構距離があるはずなのですが、この日は初夏にしては珍しく空気が澄んでいたので、雪をかぶった白山の山々がくっきりと見えました。
【遠くにくっきり白山】
さらに少し登ると、小さな展望台があったのでまた記念撮影。あまりに景色と天気が良すぎて、なかなか先に進みません。・・・もちろん、坂が急だったせいもありますが(笑)。
【またまた穂高】
標高が2,300mを越えたあたりから、道の両脇にだんだんと雪が増えてきました。もう6月の中旬なのに?と思いましたが、考えてみれば5月に行った「雪の回廊」の渋峠が標高2,172m。ここから上ではまだ雪が残っていても不思議ではないですね。森林限界も超えてきているので、同じ日本とは思えないような風景が続きます。
【だんだん雪が増えてきた乗鞍スカイライン】
【雪の中の8の字カーブ】
もう少しで頂上、というところでまた穂高がどーんと見えるポイントがあったので、またまた記念撮影。空気が薄くて息苦しくなってきたので小休止、でもありますが^^;
【大迫力の穂高】
さらにもう少し登ったところで、標高2,702mの畳平にようやく到着。近くの鶴ヶ池の真ん中あたりには、まだ氷が張っていて、見ているだけでこちらまで寒くなってきました・・・。
ちょうどお昼頃だったので、バスターミナルで昼食。HIDEJYさんはおにぎり・ゆで卵・コロッケの「登山セット」、僕は「かぼちゃトーストセット」を注文。2人とも、ホームページのネタにと、名前のインパクトだけで注文してますね^^;
ちなみに僕の「かぼちゃトースト」は、「ほんのり甘くてまずくはないけど、かぼちゃの味かどうか解らない」という何とも微妙なものでした。。。
【まだ凍ってる鶴ヶ池】
【名前がスゴイ「登山セット」と「かぼちゃトーストセット」】
昼食をとりつつ2人で自転車談義に花を咲かせていると、となりの観光案内所のお姉さん達が「今日は(5月に)スカイラインが開通してから一番の天気ですね」と話していました。雪解け前の短い期間に、しかも休日にこんな天気に恵まれるなんて、「本当にラッキーですね!」と2人で喜びました^^。
小一時間ほど休んだあと、今度は反対側のエコーライン側へと少し下ることにしました。
【エコーライン側のゲート】
エコーラインの手前にはゲートがあって、除雪中のため車は通れないようですが、自転車と歩行者は通れるみたいです。HIDEJYさんのお話では、エコーライン側の方が雪が多いとのこと。この先どんな風景が待っているのでしょうか?
【その2に続く】
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