「そのまま自転車持ち込まないで」

先日、日光霧降高原にツーリングに行った帰り、乗り換えの鬼怒川温泉駅でこんなポスターを見つけました。
　

「そのまま自転車持ち込まないで」
「そのまま車内には持ち込めません」
「折り畳んでも、専用の袋に入れないと持ち込めません」
「折り畳まないままでは、袋をかぶせても持ち込めません」
とのこと。

ちょうど、輪行袋に入れたMTBを担いでいたところだったので、ちとビックリしましたが（＾＾；
よーく見ると東武鉄道のほか、ＪＲ東日本や東京メトロといった関東の鉄道各社が連名で発行しているポスターのようです。
　
　

　
　
最近は自転車ブームにあわせて、行楽地の列車で自転車をそのまま持ち込んで駅からサイクリングできる「サイクルトレイン」なんてのも増えてますが・・・いつも混んでる首都圏の列車では、かさばる自転車をそのまま列車にに持ち込むのは危ないし、やめて欲しいということなのでしょうか。コレだと、折りたたみ自転車でも輪行袋に入れないとダメみたいですね。
まあ、よく考えれば当たり前のことなのですが・・・そもそも、都内の電車で自転車をそのまま持ち込もうとしたら、改札で止められてしまうと思うんですけど。
あ、でも最近は自動改札ばかりだから、駅員さんの目も届かないんでしょうか。。。
　
僕もかれこれ数十回、自転車を分解して袋に入れ、電車等で目的地まで運ぶ「輪行」をやってますが・・・分解して袋に入れても、大きな輪行袋の取り扱いには気を遣います。特急列車なら席の一番後ろ、普通列車なら一番先頭か最後尾が確保できれば、ナイロンバンドで倒れないように固定して、あとはグッスリ・・・なんてできるんですが、列車が混んでたりすると、もう大変。列車の多い都内とは違って、僕が行くようなところは１時間に一本とか・・・次の列車を待ってたら帰れなくなっちゃうので、周りの目を気にしつつ、人にぶつからないように輪行袋を抱えながら持ち込んだりします。

ちょっと前に、4～5人のグループで輪行袋をドカドカと無神経に列車内へ持ち込んでいる人たちがいて、デッキの通路が通れなくなっていたことがありました。「自転車をそのまま」よりはマシですが、「自分たちだけ楽しければいい」なんて人ばかりが増えたら・・・ちょっとイヤですよね。