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今年も、御来光拝みに富士登山!・・・【その2】 [登山記]

【その1からの続き】

富士山8合目の山小屋で4時間ほど仮眠をとって・・・目が覚めると午前1時。かなり狭かった割には、意外と眠れたような・・・疲れてたんでしょうか^^;。周りの方がゴソゴソと出発の準備を始めたので、釣られて自分も目が覚めました。周りを見ると高山病で具合の悪そうな方も何人か。僕も何だか少しだけ頭が重い気がするけど、今更高山病になるような体質じゃないし、まあ大丈夫でしょう^^;、
起き出して外を見てみると・・・富士吉田の街灯りの上に、キレイな星空[ぴかぴか(新しい)]が広がっています。昨日は天候にあまり恵まれなかったけど、今日はこの分ならスッキリ「御来光」を拝めそう[るんるん]

山小屋に戻って準備して・・・仲間たちといっしょに、「御来光」に向けて頂上アタック開始です^^。
 
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[カメラ]富士吉田の街灯りの上には星空が・・・】
 
 
 
 
 
 
午前1時過ぎの山道は、当然真っ暗。皆、頭にヘッドライトをつけて足元を照らしながら進みます。これから進む山道を見上げると、頂上に向かって登頂者たちのヘッドライトが光が・・・クリスマスツリー[クリスマス]の電飾みたいでちょっとキレイかも^^。この時期、夜にふもとの街から富士山を見上げると、登山道に光の道が見えるんだそうです[ひらめき]

昨年はこのあたりからものすごく寒く、手持ちのフリースじゃ足りなくて宿で有料の防寒具を借りたのですが・・・今年は今のところ、長袖シャツの上にウインドブレーカーでこと足りています。まあ、今年は昨年の反省をふまえてダウンジャケットを持ってきているので、多少寒くなっても大丈夫なのですが♪。
 
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[カメラ]下から登ってくる登山客が続々と・・・】
 
 
 
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[カメラ]見上げると、頂上に向かって光の帯が・・・】
 
 
 
標高3,400mの本8合目から頂上までは標高差300mちょっと。1~2時間もあれば登り切れそうなものなのに・・・目の前には昨日以上の大渋滞。10歩も歩けばしばらく止まってしまって・・・の繰り返し。富士山の容量以上に登山客が登ってきていることもあるんでしょうが、体調を崩して辛そうに登っている人、普通のスニーカーでここまで来て登りにくそうにしている人・・・渋滞要因は色々あるように見えます。まあ、富士山は頑張れば誰でも登れる山だし、誰もが登ってみたいという気持ちもわかるのですけどね^^;
 
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[カメラ]登山道には、渋滞の列が延々と・・・】
 
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[カメラ]光の列は頂上まで・・・】
 
 
 
登り始めてから1時間半ほど、午前3時過ぎに9合目(標高約3,600m)付近の鳥居に到着。下から見上げると、この鳥居が頂上かと勘違いもしてしまうのですが・・・まだ150mほどの標高差が残っています。
見下ろすと、登ってくる人たちのヘッドライトがわらわらと・・・「風の谷のナウシカ」で光りながら突進してくる無数の「王蟲」の群れの姿を思い出しました。。。僕の姿も似たようなものなのですけど^^;
 
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[カメラ]頂上はまだ先・・・の九合目の鳥居】
 
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[カメラ]登ってくる光の帯が・・・「ナウシカ」の王蟲みたい^^;】
 
 
 
9合目から先は、またキツイ登りの岩場がたびたび。ここまで来ると、列の流れも速いところと遅いところも出てきたりして、ペースもバラバラ・・・仕方なく、僕らのグループもいつの間にかそれぞれのペースに。なかなか進まない登山者の列にイライラしながらも、我慢して登り続け・・・8合目の山小屋を出発してから3時間近くかかって、午前4時過ぎにようやく日本の最高峰、富士山の頂上に到着。昨年と比べて1時間半も遅かったのですね。天気は良くて登りやすかったはずなのに・・・。
 
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[カメラ]ようやく到着!富士山頂上の鳥居】
 
 
 
ようやく頂上について・・・夜明けの御来光に向けて一休み。足を止めると段々寒くなってきたので、持ってきたダウンジャケットを羽織ります。気温はだいたい6~7度といったところでしょうか。雨風で体感温度はほぼ氷点下だった昨年と比べてだいぶ暖かいですね。それでも、真夏とは思えない気温ではあるのですが^^;。
待っていると程なく、だんだん東側の空が明るくなってきました。今年は登るのに時間がかかった分、頂上で寒い思いをしながら待つ時間が短くてすみそうです。
去年伊豆大島に行った時にも思ったのですが、夜明けって明ける直前の、瑠璃色から緋色に移り変わる瞬間が一番美しいのかもしれませんね[ぴかぴか(新しい)]

しばらく待っていたら、仲間たちが続々と登ってきたので、ここまで登ってきたお互いの健闘を讃えつつ・・・夜明け前の空をバックに記念写真^^。
 
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[カメラ]御来光を待つ登頂者たち】
 
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[カメラ]だんだん夜空が明るくなって・・・。】
 
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[カメラ]御来光まで、もうちょっと!】
 
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[カメラ]登り切った仲間と記念撮影!・・・僕は一番左です^^】
 
 
 
登り切ってから、待つこと1時間弱・・・午前5時ちょっと前に周りから歓声が上がって、待望の「御来光」が。昨年に続いて2度目の御来光だけど、その神々しさは何度見ても心が洗われますね・・・明日からまた頑張れる気がします^^。
 
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[カメラ]半分くらい出てきたかな~^^】
 
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[カメラ]待望の・・・今年の「御来光」!】
 
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[カメラ]すっかり明るくなった雲の上】
 
 
 
御来光の感動でココロを満たしたとは、お腹を満たしに頂上の山小屋へ。今年食べたのは、身体も温まる味噌ラーメン。インスタントラーメンに800円は高いような気もするけど、富士山の頂上で食べるラーメンには、値段以上の価値があるように思いますね^^。
 
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[カメラ]登山客いっぱいの富士山頂山小屋】
 
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[カメラ]富士山頂上で食べる味噌ラーメン^^】
 
 
 
さて、お腹も満足したあとは、下山の前に、富士の火口を見に行ってきます~[るんるん]
 
 
【その3に続く】
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コメント 4

HiroHero

雲海すら見た事がないですけど、それが富士山頂からの眺めともなれば壮観なんでしょうね。
一度位は富士登山にチャレンジしてみたいです。
by HiroHero (2010-09-20 21:41) 

Fuel

こんにちは
富士山からのご来光って独特の間がありますよね。
お見事な景色ありがとうございました。
by Fuel (2010-09-21 12:41) 

うかG

>HiroHeroさん
富士山頂から雲海を見下ろすと、「雲より遙かに高い、日本のてっぺんにいる」って感じがあらためて実感出来ます。特に、御来光の朝日に照らされて輝いている様が何とも・・・。広角で明るいレンズを持つLX3を持っていった甲斐がありました。

今回は天候がちょっと今ひとつだった感がありましたが、その分厚みがあって壮大な雲海を眺めることが出来たんだなと^^。

by うかG (2010-09-22 00:27) 

うかG

>Fuelさん
御来光を待ってる時、空が明るくなり始めても太陽が顔を出すまでは結構長く感じるのに、顔を出したあとはあっという間に上まで登ってしまうんですよね。
目の錯覚かもしれないけど・・・御来光が射した瞬間をカメラに納めるのって、意外と難しかったりします^^;
by うかG (2010-09-22 00:34) 

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